191 「京都でポータブルHD」 2月24日

昨日は酒造メーカーのS社の仕事で京都に行きました。
今までは最寄り駅から機材を抱えて電車に乗り、ほぼ乗り換えのないような感じで、東京駅まで行きましたが、
今回は渋谷までタクシー、その後、山手線で品川まで行き、新幹線に飛び乗りました。

渋谷までの電車はちょっと耐え難い混雑ぶりですが、
その先は意外と空いていますし、経費の請求ができない場合もありますが、やはりタクシーは便利です。
機材を持ってラッシュの電車に乗ることを考えたら、憂鬱になりますからね。
幸運なことに自宅から渋谷までも近いですから、そんな意味では助かります。

あと車で新幹線の駅まで行って、終日、駐車するという方法もあります。
一日2000円くらいで、タクシーで渋谷往復2500円ということですから、これは迷います。
ただ新幹線の駅はエレベーターも完備されてますし、
機材が多いときは駅前パーキングも便利でしょうね。
羽田や成田にもありますから、それを上手に活用できるようになれば、
どこでも楽に動けるような感じですし、仕事以外の気苦労も少なくなりそうです・・・。

昨日は夜の11時半くらいに帰って来て、それから5ギガ分のデータをマックに落とす作業でした。
海外から帰って来て、ずっと仕事がたてこんでいたので、マックには20ギガぐらいの未加工データが残っています。
もう未知の領域に足を踏み入れようとしております・・・。
16メガのメディアしか持っていなかった昔が懐かしいです・・・。

これまでは撮影データをマックに落とし、CDに焼いてからメディアを初期化していましたが、
先日ロケ用に買ったポータブルのハードディスクが意外と使い易いです。
1ギガの転送が4分ほどで容量は40ギガですから、一昔前のパソコンほどあります、というか僕のが一昔前です・・。
これまでだとCD1枚を作るまでの時間が2、30分かかるのは普通でしたから、
ポータブルHDをたくさん持っててバックアップに使うのが楽かもしれません。
パソコン重いし、気を使いますからね。
スイッチ入れても、もったいぶってなかなか画面出ないし。
テレビみたいに、スパっと画像が出て欲しいものです。

話は変わりますが今月、飛行機内で見られる翼の王国の反響にびっくりしています。
写真見たよ、とたくさんの人に言われました。
あの雑誌の関心度の高さをあらためて感じた気がしました。

雑誌が持つ伝達力や影響力の強さはすごいと思いましたし、
メディアの意味というものが肌で実感できた貴重な経験だったような気がします。

今回の海外ロケはかなりの力作です。
この写真が出た時の反応も楽しみですね。
というか、・・まだパソコンの中にあるんですけど・・・。
それも手つかずのままで・・。

とほほ・・。
結局はこれか。







190 「食べ物うまかったっす」 2月19日

昨日の夜、ロケから帰って来ました。
朝から夜まで働き続け、正直、帰りの飛行機に間に合わないかと思いましたが、
何とか滑り込みセーフでした。

コーディネイトSさんの優秀さもあり、思った以上に良い写真が撮れた気がします。
ただ企画の方向性もありますから、僕が良いと思っても使えないものはあるかもしれません。
でもとりあえずやれるだけのことはやってきました。
暑かったり、寒かったり、途中ちょっと気が遠くなりそうな時もありましたが、
何とか体調を崩さず、撮影を終えられたことは幸いでした。

ホテルでは撮影データをマックに落とし、ポータブルHDに取り込んで、CDに焼きました。
今回の特集用に撮影したデータは10ギガ以上になりますが、
自宅のパワーマックにデータを転送するだけで、3時間かかりました・・。
RAWデータの現像でまた3時間です・・。

その作業は大変ですが、今回もまたデジタルによって救われたことはたくさんあります。
写真に何を求めるかは人それぞれでしょうね。
アンチデジタルの人はフィルムではない、その写り方に違和感を覚えるようですが、
僕にとってはどのように写るかというよりも、何が写せるのか、ということが大事です。
その考えだけは写真を始めた当初からまったく変わっていません。

今まで見たことのない新しいアプローチを切り開くことができないか、と常々考えています。
今回、訪れた場所はとても有名ですし、露出されてきましたから、
日本人の誰もがその国のビジュアルをイメージできると思います。
だからできるだけそのイメージを払拭してみたかったという想いがありますし、
その試みをアシストしてくれるデジタルは、僕にとって夢のようなカメラです。

まだどこの国に行ったか等、情報を流すわけにはいきませんが、
5月の全日空機で見られることと思います。
今回はかなりページ数が多いみたいですので、ちょっと楽しみにしています。

まあ、でも去年の暮れからずっとイメージして来た仕事なので、
いいかたちで終わって少しほっとしています。
とりあえずひと安心です。
それでは。







189 「やるぜ!」 2月14日

明日から「翼の王国」の海外ロケに行ってきます。
もう準備にバタバタです・・・。

今、機内で見られる2月号は去年の暮れ、僕が神戸で撮影したものが載っているので、
それを手にするのはちょっと楽しみです。
翼は昔からやりたいと思っていた仕事なので、それが実現できたことはとても嬉しいです。

ですがこの仕事をこの先も続けていけるかは、今回のロケにかかっているのではないか、と思います。
とりあえずいい被写体に巡り会えることを祈り、リラックスして、楽しんできます。
そして悔いが残らないのようにベストを尽くすつもりです。

ではまた。






188 「熱くあるということ」 2月7日

最近よく「勝ち組、負け組」なんて言葉を耳にします。
今日、国会中継の映像の中で、野党の議員が首相に向かってこの言葉を投げかけていました。
そもそもそれは国会で使うような言葉ではないし、
そんなものが浸透してしまったことに、軽い目眩すら覚えそうです。

以前、あるテレビプログラムで「将来どんな大人になりたいですか」と子供に尋ねたところ、
「人生の勝ち組になりたい」とその子が言って、唖然としたことがありました。
そんなびっくりするようなことを言う子供がいると、プロデューサーなり、ディレクターが判断して放映した訳ですから、
そういった意味ではまだ救いがあるのでしょうが、でも家で親とかが「勝ち組、負け組」なんて言っているのかもしれません。

勝つことはそんなに大事なことでしょうか、と僕は思います。
もちろん勝負事を仕事にしている人にとっては大切なことですが、
でも世で「勝ち組」の意味するところは、何かで成功してお金をたくさん持っている人ということでしょうね。

少なくとも僕に関して言わせていただければ、勝つということに興味はありません。
僕は誰かと比較して生きているわけではないですし、
自分がどれほど成功するのか、ということを誰かに見てもらいたいわけでもありません。
何かに熱中できて、きちんと充実した時間が過ごせたのか、ということが僕にとっては大事なので、
当然、自分の中の充実度を誰かと比較することは出来ませんし、
そこに勝ち負けの優劣などはないと考えています。


時間は永遠ではない、とあるとき、気が付きました。
若いころはそんなこと考えもしませんでしたが、時間は有限です。
このキーを打っているあいだも、時間は刻々と過ぎていきます。
あー、もう日記なんて書いている場合じゃないかもしれません(笑

たぶん僕が重きをおいているものは、どんな仕事が出来たか、ということではなく、
そのプロセスの中で何を感じ、考えたかということなのだろうと思っています。

「熱くある」ことは大切です。
自分の意見を押し付けるという意味ではなく、「熱さ」というものは、
人格のベースとして大事なことだと僕は考えています。
最後に背中を押し出してくれるのは、その「熱」のようなものです。
最近は軽薄な言葉や行為を感じることが多いですが、
静かであっても胸中に「熱さ」を秘めている人はいますし、
僕もそうありたいと常々思っています。

 





187 「new passport」 2月1日

昨日まで駐車場に残っていた雪もやっと解けてなくなりました。
でも都内の日陰には時折、氷が残っていてひやりとすることがたまにあります。

今日は恵比寿に撮影に行きました。
縁がなくて行く機会がなかった街ですが、ここもやっぱでかいです。
方向性としては銀座に似てなくもないと思うのですが(もう少し若めかなぁ)、
それが暮らしの中に密接にある感じとでも言いましょうか。
生活感のあるプチ銀座みたいな感じでしょうか。
まあ、でもとても人気のある街のようですね。
お金がたくさんあったら、ちょっと住んでみたい気もします。
毎晩、三越でローストビーフを買って、ロブションで朝食のパンを買い、シャンパンを小わきに抱え家に帰る。
うーん、しっくり来ないですね・・・。
何しろ今日の朝食は餅ですからね。
とっくに正月も終わったと言うのに(旧正月か・・・)。

昨日は一番町にあるパン屋さんの撮影に行ってきました。
まあ、そんなにパンマニアと言う訳でもないですが、たくさん撮影してきた経験値で、
そのバゲットが美味いかどうか、見ただけで分かるようになりました。
そもそも僕が美味いと言うレベルがどれほどのものであるか、かなり疑わしくはありますが・・。

でもそのパン屋はかなり美味かったです。
ちょっと感動しました。
いわゆる菓子パンで気取っていないタイプのものですが、
食べていると、ああ、本気なんだなぁ、という想いがしみじみと伝わってきます。

その後、都庁にパスポートを取りに行きました。
僕の名前を呼ぶおばさんは、確認のため、パスポートの写真と僕とを何度か見比べていたようでした。
おばさんの頭に?マークが2つほど見えたような気がしましたが、
僕が答えた本籍と生年月日を確認するとパスポートを手渡してくれました。
なにしろ以前にもお伝えしたように、玉置浩二ばりのメイクですから・・。
こんなことができるようになるななんて。
写真をやってて、つくづく良かったと思いました・・。
アディオス!



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