203 「洗車と東京タワー」 4月25日

朝、車を見たら泥水をかけられたみたいに、白くなっていました。
黄砂を含んだ短い雨のせいだと思うのですが、ちょっとひどすぎます・・・。

車を洗っている時間はないので、とりあえず撮影のため新橋へ。
他の車を見ながら走ったのですが、僕よりきたない車は見当たりません。
恥ずかしいので人の多い交差点に停まらぬようコソコソ走りました。

午後、別の撮影で阿佐ヶ谷に向かいます。
幸運なことに大雨が降ってきて、汚れを洗い流してくれるかと思いきや、
撮影から帰ってくると汚れが中途半端に流れてシマウマのようになっています・・・・。
阪神タイガースのようだとも言えなくもありません・・・。

まあ、どちらにせよ、今までこんなによごれた車を見たことがないですし、
こんな車に乗っている僕が、仕事で美意識を訴えたところで、どれほど説得力があると言うのでしょうか。

ひょっとしたら白バイにだって、停められるかもしれません。
「きみぃ、ひどいねぇ。ちょっとありえないよ」
「黄砂だと思うんです」
「この期におよんで言い訳は通用しないよ。わたしも長いこと、白バイに乗ってるけど、初めてだよ、こんなの。キップ切るよ」
「キップって、違反なんですかっ」
「あたりまえだよっ、デリカシー違反だっ」
「ええっ」
「わたしも忙しいんだから、仕事増やさないで欲しいよ、まったく。言い訳ばっかして。はい、2点で15000円ね」
「・・・。」

・・そんなこともあり、阿佐ヶ谷からもう一度、新橋に向かう道中、時間はなかったのだけれど、
山手通りにあるドライブスルーの洗車場へ。

黄砂のせいか、珍しく車があふれていました。
きたない車たちで、押すな押すなの大繁盛ぶりでした。
まあ、僕のがだんトツでしたが・・・。
5分で洗車を終え、ピカピカの車で山手通りをぐんぐん走ります。

車がきれいになると妙な自信が出てきて、代々木公園の中突っ切り、原宿から表参道の坂を上がります。
さっきの落雷が嘘のように空は青く晴れわたり、ケヤキの瑞々しい新緑がまぶしいほどです。

最近は銀座方面に行く際、六本木から芝公園に向かうルートが自分の中で流行っています。
交差点を少し行くと道の正面に大きな東京タワーが見えるからです。
今日は優しげな色の青空をバックに、順光の塔はとてもきれいでした。

新橋からの帰りも同じルートで戻ってきたのですが、バックミラーに映る東京タワーの夜景は美しく、
少しのあいだ道路脇に停車させて、見ていました。
光に包まれたエレベーターが登っていくのを見てると、少しだけ不思議な気持ちになりました。
別にオブジェだと思っていたわけではありませんが、生きてるんだなぁとふと思ったのです。

ではまた。






202 「散歩」 4月20日

この2、3日で突然、木々の新芽が伸びました。
落葉して閑散としていた緑道が、一気に緑の小道になりました。
新緑は色鮮やかできれいですね。

この場所は緑道に面した2階ですが、窓のすぐ横に7、8mほどの木があって
毎日、眺めていたら成長の様子がよく分かります。
小庭にあるアジサイも500円玉くらいの緑の花をつけています。
なんだか小さ過ぎてニセモノみたいです。

今日は天気が良かったので、散歩に出かけてきました。
三宿と呼ばれるエリアですが、三茶から歩いて10分ほど渋谷寄りの場所です。
いいお店がたくさんあって、有名人の隠れ家エリアと呼ばれています。

世田谷公園も素敵ですが、今日は「もの作り学校」に行ってきました。
東京にいるとよく耳にする名前です。
使われなくなった小学校の校舎に、家具屋、パン屋、建築事務所、ギャラリー、スタジオとか
30くらいの施設があって、みんなが楽しげに活動しています。

こんな発想はおそらく関西でもあると思うのですが、
運営を続けていけるのは、やはり人の多さなのでしょうね(いつもこの結論ですね)


今日は本当に空が青かったです。
太陽の近くの空でさえ、澄んだブルーでした。
東京は乾燥してるんだなぁ、とあらためて思います。

昔は湿度が高くなると青空が撮れない、とクライアントを説得したものでした。
そのせいで再撮影になったり、掟破りの青フィルターばさみを披露したり、大変でした。

こちらではそんな心配もなさそうですが、
それ以前にそんな種類の仕事は今、僕はやっていないということです。
人生うまくいきませんね。
とほほ。







201 「調和するということ」 4月17日

明るい時間がずいぶんと長くなりましたね。
リビングはあまりにもまぶし過ぎて、レースのカーテンをかけてちょうどいい感じです。
窓は長さ5mくらいの半円形なので、撮影用の巨大なバンクのようです。
そんなわけで昨日もまた、そこでブツ撮りしました。

円形のバンクのせいか、手前をレフ板で起こすだけで、かなりきれいな写真を撮ることが出来ます。
というか、スタジオで同じ光を再現しろ、といわれたら、うーん、できません。
それくらい上手く光がまわります。
セットアップも要らないので撮影は早いです。
ただ昼間しかできませんが・・・。


最近、思うのが「露出(写真の明るさです)って難しい」ということです。
別に露出を合わせるのが難しいというわけではなく、どの露出が適切か、ということですね。
デジタルデータをモニターで合わすことがほとんどなので、さらに難しくなってきたと言っていいかもしれません。

写真作家は別ですが、カメラマンの仕事は多くの場合、写真を複数枚で構成することがほとんどです。
それゆえページ数や全体のトーンを編集者やADと詰めて、撮影に入ることが多いです。
特に僕はその傾向が顕著らしく、みんなに「そんなに聞かれたのは初めてだ」と言われます。

僕にとって、いちばん大事なことは調和です。
頭の中で初めから終わりまでのページのデザインラフを組み立てて、撮影に入ります。
もちろんそれはフレキシブルなデザインですが、
もっとも伝えたい事柄があった時は「ヨコイチで撮影して見開きにしてもらう」とか、
「ページ数が足らなさそうなので、縦で押さえて裁ち落としで使ってもらう」とか、
自分の中のデザインに落とし込みながら、撮影を進めていきます。

もちろんまったく自分が描いたデザイン通りになることは皆無ですが、
でも自分の中できっちりとした方向性を保つことで、見せたい絵柄が明確になってきます。

僕たちがカメラマンとしてすべきことは、見る人に撮り手が感じたことをきちんと伝えることです。
そのためにはあえて、いくつかの写真のクオリティをわざと落とすこともあります。
落とすというと響きが悪いですが、あまり栄えないようにするということですね。
手を抜いているんではなくて、目立たせぬよう全力投球するということです。

たとえば歌が初めから終わりまで、ずっと盛り上がっていたら、辛いですよね。
映画がクライマックスだけで成り立っていたら、疲れますし、何が言いたかったのか、分かりにくいです。
伝えたいことを浮き上がらせるためには、押したり引いたり、上げたり下げたりしながら、
見る人をリードしていくことは、カメラマンとして大切なことだと考えています。

すべての写真を自分なりに「ベスト」と思うクオリティで撮ってしまうと、
互いが主張しあって、逆にギクシャクしてしまうことが多い気がします。
もちろん一点で見せる写真は、他のことなんて考えず、ドドーンと撮っちゃいます。

文頭で「露出が難しい」と書いたのは、本来、独立して決定すべき露出でさえ、連枚の中では、
あえてストライクを外すことで、見え方が違ってくるんだなぁ、と最近、思ったからです。

写真は難しいです。
奥が深いですね。
まだまだできることはたくさんありそうです。

それでは。











200 「整体と銀行口座とアイデンティティ」 4月13日

先週の日曜日、友人である整体師の頼さんに自宅に来てもらいました。
前日の夜に電話して、突然お願いしたにも関わらず、
仕事の合間を縫って、三茶までやってきてくれました。
日記169でも触れていますが、大阪の現像所でお世話になっていた人です。

自宅のリビングで施術してもらいましたが、リラックスできていいですね。
かなり疲れがたまっていて、座っているのも辛いような状態でしたが、今はすっきりです。
こういう施術を受けるのはしかるべき場所に出向く、というのが当たり前でしたが、
家を訪ねて来てくれるのはちょっといい感じです。

友達や家族がいたら「次はおれ、おれ」とか言って、
大マッサージ大会になること必至です。
出張料もぜんぜん高くなくて、これは価値があるなぁ、と思いました。
おすすめです。
リンクしていないのでコピペしてくださいね。
ちなみにHPの顔写真を撮ったのは僕です。

http://raimikijiro.com/


このあいだ、新しい銀行口座を開設しました。
こちらに来てからも、ずっと心斎橋支店の口座を使っていたものですから、
そろそろ開設してもいいのかな、と思い。
電話で経理の人に支店名を聞かれるたび、
「えっ、大阪のですか」と聞かれるのも面倒だし(まあ、いいのですが・・)

でもいざ、どこで口座を作るべきなのか。
三軒茶屋でもいいのですが、ちょっと庶民的な響きがありますし(まあ、それもいいのですが・・)
一生ここにいるかどうかも分からないし、ユニバーサルな感じがしないっていうか、
大阪市内に住んでいるのに「口座は豊能町郵便局です」って言われてもねぇ。
もちろん豊能町も素敵だし、とてもいいところですが、
わざわざ口座を開設するのも・・というところですし、どこにしようかといろいろ迷っておりました。

で、結局、青山通支店に決めました。
表参道支店と最後まで迷ったのですが、オモテサンドーはお上りさんな響きがありますし(お上りなのですが・・)
ちょっと言葉が男っぽいとでもいいましょうか。

サンドーゥ! ですからね(ただデカくなっただけ、という気がしないでもありません・・)
それに比べ「アオヤマドールィ」はかなりセクシーと言えますでしょう。
そんなわけで、青山通支店に決めました。
仕事が出来る人みたいな気がします。
ふふふ・・。


上京していろんなものが東京の新しい住所に書き換えられました。
住民票、 免許証、保険証、パスポートや、とにかく書類すべてにおいてです。
自分の中から大阪人という香りが少しずつ消滅するのは、不思議であり、複雑な気分です。

かろうじて本籍が大阪ではありますが、
これは代えたければ、皇居にだってできるような不確かなものであり、
そこに大きな意味があるように思えません。僕は。

たいていの場合、人が重きを置いているのは出生地よりも、
むしろどこで育ったかということではないでしょうか。
まったく関係のない人も時折いますが、
育った場所というのは、
その人の多くの部分を形成する大切なファクターだと思います。
言語や思考方法、対人との距離など、
ベースとなる地域的アイデンティティは、 なかなか変えられるものではないのでしょう。

だからといって僕はアイ ラブ オオサカとうたっているわけではありません。
もちろん生まれ育った場所ですから、心に深く感じるところはあります。
ですがここに来て思ったのは、僕がどのように生きていたかというよりも、
そういったものすべてを飛び越えて、今の僕はどうなのか、ということが大切なのだろうと思っています。

どこで生まれ育ったか、ということではなく、アイデンティティにさらなる魅力的な独自性があること。
書くのは簡単なのですが、それってどういうことなのかなあ、といつも思います。
個性的というのではなくて、独自性というのはもっと深い部分にあるような気がしています。

でもそんなことをずっと考えるたびに、肩の力が抜けますし、
気負うことなく、等身大の自分に近づくような気がします。
まあ、いいことなのでしょうね。
長くなりました。

チャオ。










199 「夢と東京タワー」 4月7日

昨日は夜、撮影を終え、北池袋から高速に乗りました。
首都高はほとんど直線がなくて、アップダウンを繰り返しながら、ワインディングロードが続きます。
昨日は珍しく渋滞もなかったので、キビキビと走るにはかなり楽しかったです。

途中、皇居の横を通過する時、千鳥が淵の桜が見えました。
思わず、おおっ、と言ってしまうほど幻想的な風景でしたね。
堀には夜桜を見るために漕ぎ出した、いくつかのボートが浮いていました。
僕がこれまでに見た桜の中でもっとも、浮き世離れした風景だったかもしれません。

ニュースでもよく取り上げられる場所ですが、実際そこに行くともっと騒々しいんでしょうね。
高速から見た、わずか数秒だったからこそ、魅力的に見えたのかもしれません。
今日時間があったら、千鳥が淵まで行ってみようと思っていたのですが、無理でした。
明日は激しい雨みたいなので、今年の桜も今夜で終わりでしょうね。
また来年です。


皇居を抜けると突然、赤い東京タワーが目に飛び込んできます。
アンニュイな都会で孤高にそびえ立つその風景は、いつも軽い感動を覚えます。
みんなに愛されながらも、誰かに肩入れするわけでもなく、いつも中立な感じがするのは、なぜなのでしょうか。

でもその光景に寂しさを感じることがあります。
何か悲しい気配のようなものをその光景は含んでいるような気がしますし、
雨に濡れた窓越しに見るその風景はとてつもなく切ないです。

東京には日本中から人が流れてきます。
目的を持って何かを成し遂げる人もいれば、
その目的さえ見つけられずに去ってしまう人もいます。
理想、憧れ、挫折、愛、嫉妬、軽蔑、そして夢。
その想いの多さは半端な数じゃないのでしょうね。

そんなそれぞれの想いと東京タワーの風景はゆるやかにシンクロします。
上京をもっともリアルに感じたのは、銀座でも渋谷のスクランブル交差点でもなく、
芝公園から見上げた東京タワーでした。
「本当に来たんだなぁ」とあれほど強く思ったことはありませんでした。

あと10日ほどで東京に来て10か月になります。
もう10か月なのか、まだ10か月なのか、自分でもよく分かりませんが、
でもその期間の長さにしては、それなりにいろんなことが出来たような気がしています。

桜の時期も終わり、これから2年目に向かって始動していく気持ちです。
少しずつあたたかくなっていきますね。
それでは。








198 「ワックス洗車とスタジオ恵比寿」 4月4日

明日は全国的に大雨らしいですが、コイン洗車に行ってきました。
もうかれこれ2か月ほど、車を洗っていなかったおかげで、黒い車は灰色になってます。

この季節は黄砂がひどいですからね。
洗ってもすぐにドロドロになってしまうので、
半ば開き直っていたら、かなりレベルの高い汚れになってしまいました・・・。

2年振りにワックスをかけました。
車を買ったときにかけたっきりで、まだ2回目です。
ですが黒の車を磨き上げると、迫力がありますね。
何だか、ワル、という感じでかっこいいです。

ワックス掛けとか面倒なので大嫌いですが、やってるあいだに調子が出てきて、
天井とボンネットは3回もかけました。
もう当分、ワックス掛けしなくてもいいように・・。
触りたくても触れないくらい、ツルツルになりました。

なぜ雨にも関わらず洗車をしたかというと、ディーラーに撮影に行くことになったからです。
縁あって某外車のHPと新聞の折り込み広告の撮影をすることになりました。
高いものはちょっとしたマンションが買えそうな値段の外車です。
そんなわけですので、灰色の車で行くのはどうかと・・。
せっせと磨いたわけです。
まあ、磨いたところで僕の車のグレードが上がるわけではないのですが・・・。

でも車がピカピカになると、普段よりも早く走れそうな気がするのが不思議です。
山手通りの高速コーナーをぶんぶん走り、下北沢を抜けて三茶に向かいます。
途中、2台、連なって走るポルシェカレラを発見。
アップダウンして曲がりくねった道をかなりのスピードで走っていたので、追随することに。
途中、ポルシェがさらにスピードアップしたので、僕はアクセルをベタ踏みに。
突然、家に帰ることを思い出し、急ブレーキをかけてかろうじて交差点を曲がりました。
あーこわ。

大阪にいる時はそんなにスピードを出すこともなかったのですが、
こちらに来てからは、少々、運転の速度が上がった気がします。
それはなにも僕が乱暴者や暴れ者みたいに、性格が変わったわけではなく、まわりの環境によるものだと思います。

東京は渋滞がひどいので、渋滞から抜けたとたん、皆が一気に加速します。
最初はその速さにびっくりしたものですが、もう慣れてしまいました。
おまけに大阪よりも車線の幅が狭く、となりの車との距離が近いので、かなりのスピード感があります。

止まる、走る、がはっきりとしています。
メリハリがあるとでもいいましょうか・・・。


今日はスタジオ恵比寿で撮影でした。
東京はすごいスタジオの数ですね。

いつも、どこがいいですか、と聞かれるのですがよく分からないので、
適当なところを探してもらっています。
恵比寿も家から近いので楽なのですが、もっといいところがあるような気がします。
そのうち、ああ、ここのスタジオいいな、と思えるところに出逢えるのでしょうね。

ではまた。







197 「春と桜と湘南」 4月1日

あらよあらよという間に4月になってしまいました。
新社会人、新入学の季節ですね。
東京は会社も学校も多いですから、人の流入出はすごい数なのでしょう。
大きなギアがガシンと噛み合い始めて、ゆっくりと新しいシーズンが動き始めた気がします。

サクラも満開を向かえ、人々はそれぞれの花見を楽しんでいるようです。
僕はゴザを敷いて花見、という趣味はないのですがサクラは好きです。
サクラが好きなのか、サクラの季節が好きなのか、そのあたりは自分でもよく分かりませんが、
でもピンク色に街が彩られるのはきれいなものです。
ピンク色の木を発見して、おお、こんなところにこっそりといたのか、と思ったりします。
東京はサクラが多いというか、見せ方が変化に富んでいるので、とてもいい感じです。

昨日は新宿のヨドバシに機材を見に行っていたら、ノジョーから電話。
待ち合わせをして僕の行きつけの喫茶店で1、2時間ほど過ごす。
打ち合わせが夜に2件ほどあるらしく、じゃあ、またと別れました。
ノジョーと逢うのは久しぶりですね。
湘南にも遊びに行くと言ったまま、たいそう時間が過ぎました。
江の電乗ったり、江ノ島の日影茶屋に行ったり、ホノルル食堂に行ったり、
したいことはたくさんあるのですが、まだ手つかずのままです。

ここから車で1時間ほどで行ける距離なのに、
今のところ近場を散策するだけで、十分満たされてしまう感じです。
でも湘南はユルイというか、雰囲気がぜんぜん違いますからね。
もう、ここでええか・・、と思わせる独特の居心地の良さがあります。

東京はどこに行っても人も車も多くて、プライベート感がぜんぜんありません。
パブリックな感じというか、ワガモノ顔で街を歩く、ということが成立しない街、とでも言いましょうか。
やっぱり街が大きく、人が多すぎるんでしょうね。
三茶くらいの規模だったら街を歩いていても、顔見知りがいて挨拶したりと、愛着を感じることもおおいです。
今は東京に住んでいますから、どこかにいけば東京に帰りたいと思いますし、
帰って来たら、ほっとする感覚もあります。
でもここが自分の街だ、という感じはないですね・・。

その気持ちは生まれ育ったところにだけ持てるものなのか、
それともいつかそんな気持ちになるものなのか、
またはそんな気持ちを起こさせない街なのか、
そのあたりは今のところ、なんともわかりません。


今日は六本木で撮影後、夕方、打ち合わせに赤坂へ。
ADを交え、雑誌の特集ページと表紙の写真について打ち合わせをしました。
「デフューズさせずに、生の光で強く当てたらどうだろう」とADの方。
カメラマン以外の人の口から、写真のテクニカルの部分について語られるのは、嬉しくなりますね。
もちろん、こちらも相手が知らないから、とごまかすことはできませんから、
きちんと考えてベストな解答を出さなくてはいけません。

でも「ご専門はなんですか」とよく聞かれたのにも関わらず、
結局のところ、撮影の種類は関西以上に多岐に渡っています。
そしてどれもがサラリと表面だけを追うのではなく、
ある程度の深さを求められますので、カメラマンにとっては面白いですね。

ではまた。

 

 

 

top