336 「青春の英会話学校」 10月27日

みなさんもご存じかと思いますが、NOVAが会社更生法の適用を申請しましたね。
なぜこの話題かといいますと、僕が通っていた教室が何度もテレビに映っていたからです。

このまま破産させてしまうと問題が大きくなるおそれもあり、
また十分、更生させていくことも可能だと思われますので、
管財人を立てて、スポンサー探しということになるのでしょうね。

確かNOVAはアメリカ村の小さな語学学校が始まりでした。
僕は20代、心斎橋校に在学し、仕事の合間や現像待ちにせっせと通ったものでした。
僕なりの青春のひとかけらがあの場所にあった気がします。

当時からとにかくチケット(授業を継続させるための)を買え、といわれました。
そういったところを除けば、授業料の単価も低く、カリキュラムもよく考えられたものでした。
やや薄利多売的な感じがないでもありませんが、ある程度シェアを広げないと
採算が取りにくい形態だったのかもしれません。

まさかあの学校がなぁ、という驚きが今でもあります。
分からないものですね。

僕はたまたま在学していましたから、この事件にヒットしましたが、
毎日、事件は起こるわけだし、いろんな人が驚きや、怒りや
悲しみなど、感慨深く世を眺めているのでしょうね。

ほんと、いろんなことが起こるものです。
ではまた。







335 「スケジュール管理」 10月26日

三軒茶屋駅構内を歩いていると至るところに、ポスターが貼られています。
そのひとつは商業施設キャロットタワーにある世田谷パブリックシアターのものです。
良い舞台をしているので、それに出演しているタレントもよく見かけます。

ポスターにはヨシダエイサクがメインで写っています。
ああ、三茶に来てるんだと思いながら、前を向くと3メートル先にヨシダエイサクが・・・。
2秒後に本物がいたので、びっくりです・・・。


先日、夢の中で海外ロケに行きました。
どうやら写真ではなく、ムービーのようです。
スタッフもたくさんいて、僕はそれなりの年齢ですので、アシスタントたちに仕事の指示をしています。
そのたくさんいるスタッフの中にはミヤザキアオイがいます。

彼女が僕の前に来て、モジモジします。
「あのう・・・」
「なんだ」
「実は財布を忘れてしまって」
「ぜんぜん持ってないのか」
「はい・・・」
「しょうがないやつだな、ほら」
そういって自分の財布からお札を取り出して渡します。
200元(3200円くらい)・・・。

元・・・。
あれれ、と思いながらもそこは夢です。
まあ、いいだろうということで・・・。

そのうち台風がやって来て、島は大洪水にみまわれ、機材どころか人もどんぶらこと流れていきます。
数日後、水が引き、スタッフ総出で機材の回収にあたります。
どんぶらこ、と流れていったスタッフたちもわっせわっせと自力で帰ってきたり、探しに行ったり。

スタッフリストを見ながら、確認作業ですがミヤザキアオイだけがいないことに気がつきます。
みんなで手分けして探すと小さな集落で子供と遊んでいる彼女を発見。
スタッフの姿を見ると目を潤ませます。
「とにかく無事で良かったよ」という僕。
「あのう・・・」
「なんだ」
「おなかが減ってしまって・・・」
そういえば一週間ほど前に200元を渡したままでした。
「ああ、そうだった。申し訳なかった。どっかで早く食べてこいよ」
僕は慌てて財布をとり出すと、きちんと日本円を選んで彼女に渡す。
すると僕の指先には不思議なことに、元が・・・。
300元・・・。

元・・・・。
ありり・・・。
まあ、なんとかなるだろう・・・。
それを手渡します・・・。

未だ、中国語が直りません。
OKのことを「ハダハダ」と言ってしまいます・・・。
ありがとうを日本語以外で考えたとき、サンキューと思い付くのが普通ですが、
当然、シェイシェ・・・。
片手を挙げれば、ニーハオ・・・・。
まるっきり中国人じゃないか・・・。


話は変わりますが、スケジュール管理はとても難しいです。
計画的な休暇は別ですが、意味のない休みをいかに少なくするか、ということは
プロフェッショナルですので大切なことだと思っています。

しかしながら僕と編集者、もしくはディレクターだけでスケジュールが完結するわけではなく、
アートディレクター、広告会社、クライアント、取材先、もしくはスタジオスケジュール、
商品の遅延など、逆にフィックスするのが不思議なほど、不確定要素に満ちています。

1日の撮影であっても、当然、数日間のスケジュールを渡すことになります。
しかしその間にもほかの仕事は入ってくる訳ですし、
先が決まらないために流れていく仕事も多いです。
でもこればかりはしょうがないです。
そういう仕事の形体ですからね。

そうして当然のことながら、仕事の入らない日が出てくるわけで、
僕は喫茶店で本でも読んでるか、ジムに行って、オーマッチョマッチョ・・・。
まあ、これもまた楽しいのですが。

関西時代は空いているスケジュールで、 日取りを設定してくれることが多かったので、ずいぶんと助かったものでした。
しかし東京では状況が一変します・・・。
「ああ、スケジュール空いてないですか。分かりました、じゃあ、またの機会に」ガシャーン(電話切る音)。
これは数回されると結構ショックでしたね。
誰でもいいんだなぁ、それにきっと、誰でもそれなりにできる仕事なんだろう、と思うと
自分の存在理由を見失いそうになります。

別にそれに対して腹を立てたということもなく、逆の立場から考えたら、それもまた当然かという気がします。

しかしながら東京も3年目になり、最近はスケジュール調整をしてくれるところが多くなりました。
先日も僕の予定が読めない日取りでオファーが来たのですが、
最終的には多くのスタッフの方、スタジオすべてを再調整し、日取りを合わせていただきました。

これまでは予定が合わなければ、じゃあ、またの機会に、とおっしゃる方だったので、
今回、再調整していただいたことには正直、感動しました。
イワシがサバに出世したような気分です。
がんばればイワシだって、サバになれるんだ・・・。
多少は求められてきたのでしょうか・・・。

そんなわけですので、男、カワダマサヒロ、
みなさまのご期待にお応えできるよう、熱く走り続けます。

あ、シャフルの写真、少しだけ変更しました。
始めのほんのちょっとですが・・・。

じゃあ、また。










334  「セルシオと三茶デ大道芸」 10月20日

一昨日、表参道近く、神宮前にあるスタジオで撮影でした。
高級住宅街ですが、道が細く、走りながら車とすれ違うのは難しい場所があったりします。

なのに前からセルシオが・・。
僕は左に車を寄せて、待ちます。
すると苦みばしったおじさんが、僕にお礼の手を挙げて、ゆっくりとギリギリを通過していきます。
小田和正やん・・・。

愛を止めないでぇ、過去から逃げないで♪・・・合ってる・・・?
セルシオかぁ・・・。
まあ、合理的な方なのかもしれません。
でもいろんな方が住んでいますね。


今日は朝からジムに行きました。
三茶の街は大道芸のカーニバルでものすごい人です。
人密度は渋谷のようですが、まあでも、いろんな街角で催し物があるので、のんびりとしています。
祭りの人波のようですね。
動きが遅くて、そこから抜け出せません。
僕を家に帰してー。

天気も良くてみなさん、とても楽しそうです。
明日は街全体をクローズして、本格的な大道芸が行われるようですね。
世界のプロの技をこんなストリートで見られるのは、うれしいことです。

でも僕は明日、次回京都撮影の打ち合わせなのでした・・・。
おまけに今からは溜まった写真のレタッチなのでした・・・。

おーマッチョマッチョ・・・。








332 「海外で学んだこと」 10月6日

やっと加工から解放され、ほっと一息です。
今回はこだわったということもあり、ずいぶんと時間がかかりました。
納品はCD10枚とベタ焼き20枚です。
重いです・・・。

この仕事は来春で終わる予定でしたが、似たようなシリーズで同時に3つを進めることになりました。
なのでまだ当分かかりそうな感じです。
詳細を書ければいいのですが、しばらくお待ち下さい。


週明け早々から海外です。
昔はPCを手荷物として飛行機に乗っていましたが、
重いので最近は服にまるめてスーツケースに放り込んでいます。
これで2キロ軽くなりました・・・。

もうカメラだって入れてもいい勢いですが、
万が一、荷物が届かないということもあるので、最低限の機材は手荷物にしています。
カメラがないとさすがにやることがないですよね・・・。

そういえば昔、スーツケースが到着しないことがありました。
フランスだか、イタリアに行ったのに、僕のバッグは北欧に・・・。
2、3日でお送りできます、と約束した空港職員の話とは裏腹に、僕のバッグはアメリカ合衆国へ。
遠なっとるやないか・・・・。

何をどうしたら、そんなことができんねんな・・・。
さすがラテンの国・・・。

そんな感じですので、カメラくらいは手荷物にした方がいいですよね。
数多くの失敗から、いろんなことを学んだのでした。

機材も盗まれました。
パスポートも然り。
でもパスポートが盗まれたら大変ですよ。
そのままでは帰国できませんから、大使館だか領事館だかに行って、緊急のものを発行してもらうのです。

クレジットカードも盗まれましたね。
アメリカはカードがないとレンタカーも借りれないし、ホテルに泊まることもできません。
ものすごい金額のデポジット(保証金)を預ければ別ですが。
そんなわけでカードも現地で再発行。
もちろんトラベラーズチェックも。
ああ、航空券も盗まれましたね。

まだまだたくさんありますが、そんな経験をしたことで、ずいぶんタフになった気がします。
まあ、ほとんどの場合、何とかなります。

でも不思議ですね。
そのときどんな旅行をしたか、ぜんぜん覚えていないのに、
大使館に行ったり、警察で盗難証明を作ってもらったり、
銀行でカードの再発行を受けたり、そんな光景はよく覚えています。
外国では語学と交渉は大事だなぁ、とつくづく思いました。
べらぼうに高い授業料でしたね・・・。

みなさんもtake careです。
では行ってまいります。









331 「帰郷0709」 10月3日

昨日、大阪から帰ってきました。
ものすごいデータ量とともに・・・。
まだぜんぜん終わる気配はありませんが、どうしたらいいですか・・・。
とほほ。


京都の八幡市にあるケーブルカーです。
決して遊んでいるわけではありません。
風景撮影のためのロケハンです。
この上には石清水八幡宮があって、そこから街を見下ろせるアングルを探します。
車では山頂にいけないので、これに乗ります。

2日ほど車で周辺を走り回りましたが、なかなか良い場所が見つからず、
結局、マンションの屋上を借りての撮影となりそうです。
今回はあくまでロケハンですので、その参考写真をもとに打ち合わせて、秋、そして春に
どのアングルからどのように撮るかを決めることになります。

マンションの屋上は塀で囲われていると勝手に思い込んでいたのですが、
結構、斜面のきついトンガリ屋根でした・・・。
つまずけば転がり落ちます・・・。
レンズだって同様です。
間違ってもドングリころころの歌なんて口ずさめません・・・。

レンズ交換の時なんて、ひょっとして握りつぶしてしまうのでは・・と思うほど、
全身全霊の力を込めて、持ったりするのでした・・・。
アチョー!

屋根の頂点に三脚を置き、カメラを構えます。
雲の切れ間から光が漏れて、建物や山肌を照らします。
そのタイミングを待ってシュート。
おかげでずいぶんと日焼けしました。

ここが終わるとまた別のマンションに交渉に行くのでした・・・。

突然ですがたこ焼きです。
撮影中はなかなか時間が取れなくて、プライベートな写真は一切なし。
で、京都を終えて、大阪のたこ焼きです。

大阪の有名店のひとつです。
天神橋筋5丁目にあります。
小さくて昔ながらの大きさですね。

食べる前に写真を1枚、と思っていたのですが、
あまりにもおいしそうだったので、1個食べてしまいました・・・。
その後、写真を撮っていないことに気付き、あわてて撮影。
12個入りですが、11個になっております。
あい、すいません・・・。


おいしかったのと、量が足りなかったということで追加です。
牛乳も飲みます・・・。
コップもぎんぎんに冷えております。
牛乳ですが・・・。
さすが食べ物には妥協のない街であります。
でも牛乳、そこまで冷やさんでも・・・。



ビーツギャラリーのサロン、というかバーでしたっけ。
バカ話をし続け、ギャラリースペースを撮るのをすっかり忘れておりました。

左はいつものO島さん。
右は小説家のニシさん。

ここだけはホームタウンという感じがします。
相変わらず楽しいですし、リラックスできますね。


日曜は神戸出身の指揮者の方を、これまた知り合いのバーで撮影。
その後、木馬(カフェ)に寄って久しぶりにマスターに会いました。
演奏で日本を飛び回っているバイオリニストのMくんも来てくれて、
今回は多くの人に会え、とても楽しい旅でした。

正月の帰郷はどうしてもみんながそれぞれに忙しいですし、
お店も開いていないですからね。
そう言った意味では、日常の関西ぶりを久しぶりに体験した気がします。

写真は中央道、駒ヶ岳PAのフィレカツ丼です。
カメラを用意しておりましたが、あまりにもおいしそうで、
箸を割ってからカメラのことを思い出しました・・・・。

肉厚がありますが、お箸で裂けるほど柔らかいです。
ちょっと甘く、味も濃いめですが、疲れている体には最高です。
衣もパリパリでうまかったなぁ。

しかしながら下手っぴーな写真ですね。
構図よりも何よりも、あまりにおいしそうだったので、早く食べたくて超焦っています・・・。
おいしさを伝えるための新しい手法です・・・というのはウソでした。

チャオ。