342 「AFとトランスミッター/カメラマン向けの日記です」 11月29日

最近、オートフォーカスを多用しています。
いやぁ、オートフォカスってすごいです。

今さら何言うてんねんっていう感じですね・・・。
特に人物の撮影なんて、まったく役立たずというイメージでしたが、
条件さえ選べば、これはかなり使えます(今さら力説するようなことでもないですが・・・)

完全に静止した人物であれば、マニュアルで目にピントを合わせることもそれほど大変ではないですが、
動いている人の目にフォーカスするのは、至難の技です。
まあ、ほぼピントが来ないというか、というか使い物にならない写真がほとんどです。

しかしながらオートフォーカス(以下AF)を使うと、キリリと目にピントが来ないものの、
どこかには合っているわけで、なんとか仕事でも納品できるレベルになります。
そんなわけで確率でいえば圧倒的にAFがいいのでは、と最近思っています。


蒸留所では光が入らない暗闇の樽の貯蔵庫で撮影があります。
懐中電灯で光を当ててもらわないとピントも合わせられないような状況ですから、
そこで人物を撮影するとなると、もう絶望的ですよね。
ストロボのコンセントも近くになかったりして、
ドラムでコンセントを引っ張ってもラチがあかないくらい貯蔵庫は広いのです・・。
おまけに気がつけば手はドロドロ・・・。
トホホです・・・。

こんな時はクリップオンストロボ光をワイヤレスで飛ばす、トランスミッターの出番です。
コンセントは要りません。

おまけにトランスミッター本体にAF補助光が付いていますから、
まったくピント合わせができないような暗闇でも、フォーカスします。
光量調節もカメラでできるし。

ぼんやりと見えている被写体をパシャリと撮影します。
するとこれがびっくりするくらい、よく撮れているのです・・・。
トランスミッター最高。
トランスミッター天才。

もうこれで十分だよ、というカメラマンの友人もいます。
しかしながらいかんせん、光量が小さいですから絞り切る、ということができません。
部分的に光を当てるには問題ないですが、広く回すような時はやっぱり光量不足ですね。
ストロボ光だけで撮るというよりも、定常光を生かしたアクセントライトに向いているのかもしれません。

以前、これにバンクを使ってみましたが、バンク本体に電波を遮られて発光しないことが多々ありました。
バンクを発光させるためには置き場所や角度に制約があるのですよね。
カサの場合はセンサーの受光部が見え易いので問題ありません。

カサはスピーディーに組めますし、光も柔らかくし易いですが、光を絞ることができません。
グリッド付きのバンクを使えれば最高なのですが、先述したように電波を受けにくいということと、
クリップオンのストロボが取り付けられるような構造になっていない、ということです。
もちろんACのストロボに比べれば光量も弱いです。

自分で想像できるベストなライティングをトランスミッターですることは難しいです。
それでもある程度ライティングを理解しているカメラマンであれば、この機材でできることはたくさんあります。
少なくとも山崎、白州のふたつの蒸留所の撮影もトランスミッターでカバーできるものでした。
というか、これがなければどうしていたのだろう・・・といつもながらの行き当たりばったりなのでした・・・・。

トランスミッターが苦手なのは、電波を遮断してしまうような状態。
ストロボが自分よりも後ろにあるときも発光しないことが多いです。
角度が制限されるということですね。
それと広い空間で光を回すこと。
生の光もキレが悪いです。
これは発光面が大きいからでしょうね。

いろんなことも工夫すれば何とかできると思うのですが、
工作したり、気を使ってセッティングしたりを考えたりするくらいなら、
ACストロボ持っていけばいいじゃん、という話になります・・・。

結局シンプルにトランスミッターとカサでどこまで撮れるのか、と考えた方がいいのでしょうね。
被写体とストロボの距離をできるだけ離して、かつカサの角度調節をして光の端を使います。
するととても柔らかくなります。

こんなけ話を引っ張って、結論それか・・という感じでしょうか。
あい、 すいません・・・。

ではまた。




341 「かすうどん田中」 11月27日

今夜は中目黒にある「かすうどん田中」にやってまいりました。
かすとは牛のどこかの部位を素揚げした、とても旨味のあるものです。
うどんにうるさい大阪で爆発的に流行っています。

粉を計り、練り込んで一晩寝かせます。
サカモト君がささっとキジを延ばし、
サカモト君がたたんっと切ります。
美しいですねぇ。
持ちあげるとこんな感じ。
おもむろに麺をつかむサカモト君!
グツグツと煮えたぎる釜に投入です!
うおりゃー!
サカモト君、混ぜる!
まだまだ混ぜるサカモト君。
どりゃー!
茹で上がった麺をすくい、冷水で冷やす!
さらに温め、
熱湯に浸してあった器に投入!
はいなー!
かすをのせて、つゆをかける。
まだまだかける、アツツっ!
大丈夫か、サカモト君!
完成です。
うどん3玉までおかわり自由。
ご飯もつきます。
お腹がはち切れそうになります・・・。
で、650円でした、たしか。

トッピングもいろいろあります。
刻みネギ、とろろ、わかめ、卵とじ、ゆで卵、かす大盛りなど。
個人的にはとろろとかす大盛りが好きです。
かけすぎちゃうの、大丈夫?と少々、不安になります。

あー書いていたら、また食べたくなってきた・・・。
ではまた。








340 「帰京/もうしばらく東京にいたいっす・・・」 11月24日

山崎蒸留所の撮影を終え、無事東京に戻りました。
連休の初日ということもあり、高速は押すな押すなの大渋滞です。

まず京都の紅葉に向かう渋滞にはまり、
次は名古屋に入る渋滞。
最後は東京に戻る行楽客の渋滞にはまるのでした・・・。

朝9時に山崎を出発し、自宅に着いたのは7時半・・・。
ふぅ・・・。

山崎駅前のホテルにいつも滞在するのですが、
最終日、紅葉の宿泊客のために、僕の車は追い出されます・・・とほほ。
で少し離れた町営駐車場に車を停めます。
1時間150円です。
安いですね。

その帰り、駅に向かって歩くと天王山山系に日が沈みます。

ここ山崎は国取り物語にも出てくる、信長の義父、斎藤道三の出生地でもあります。
旧街道が残り、それは本能寺の変で信長が明智光秀に倒された時、
秀吉が馬で猛烈に駆け戻った道でした。
ここがそうなのかと思うと感慨深いものがありますね。
えっ・・ないですか・・・。

旅にはほぼ入っているセットですね。

ハンドクリームの下にあるのはローション。
夏なら日焼けの後に、冬は肌がバリバリになるので、やはり必要です。
冬、これを塗らないと頬が真っ赤になって、モンゴルの子供みたいになっちゃうのですよね・・・。
アフターシェーブローションにもなります。

紫色のものはブラウンのひげそり。
便利ですが重いので、電車の時はT字型のひげそりを持っていきます。

置き時計はセイコー社のもので超薄型です。
これはほんと軽いですね。
以前はブラウンのワールドタイマーを持っていましたが、
落としたわけでもないのに、老衰のごとく、その寿命が終わってしまいました。
デザインはいいんですけどね。
少々、大きいですし、やっぱ目覚まし時計が止まる、というのは救いようがありません。
お寝坊は緊張感のあるロケでは笑えません・・・。

時計君には朝、スヤスヤと眠る僕を目覚めさせる、という大切な使命がありますから、
やはり信頼関係が必要です。
セイコー社のものでなくてもいいと思うのですが、
でもちなみに相性が悪いのか、カシオのものはよく壊れました。

しかしながらまとめて修理に持ち込むと、受付のおじさんは嬉しそうに
ええっ、こんなに弊社の製品を使ってくれているのですか、よしきたっ、とばかりに
ぜんぶタダで直してくれます・・・。
いい会社です・・・。

名神高速、多賀SAのレストランです。
ここはなんでも美味いです。

多賀牛が有名で、軽くあぶったローストビーフに甘いタレをかけて、
そのうえにお茶漬けのように、熱々のダシを注ぎます。
これは美味い・・・。
というか、毎回、こればかり食べています・・・。

そんなしょっちゅう行ける場所でもないので、
他のものを食べる勇気がないのでした・・・。

富士川SA。
渋滞にまみれながら、なんとか到着。

あまりにも長い間、シートに座っているせいか、
体が固まってしまって腰が伸びません・・・。
老人のようにSA内を歩きます。

雲間から僅かに西日に照らされる富士山が。
あーなんだかわからないけど、日本一です・・・。

あの上に登って夕陽を見たらさぞかしすごいんでしょうね。
どこまで見えるんでしょう。
キャロットタワーから見える、ということは、
キャロットタワーが見える、ということですね。
なんでそんな貧乏な発想しかできないのでしょうか・・・。
とほほ・・・。

ではまた。


 




339 「写真のテーゼ」 11月18日

こんにちは。
今月3回目の日記です。
すいません・・・。

写真は甲斐駒ヶ岳です。
小淵沢近く、たぶん南アルプスになるのでしょうか。
3000メーター級の山々が連なります。

その麓にサントリーの白州蒸留所があり、そこで数日間撮影でした。
天然水のうまいところです。
サントリーの天然水はここで採取されています、というか、蒸留所の横が、天然水の工場でした。
おーここから出荷されるんだ、とささやかな感動・・・。

ここでボトリングされるんだったら、さぞかし美味いのでは、と考えましたが、ビールとは違いますよね・・・。

駒ヶ岳を正面にすると背後に八ヶ岳、左手に富士が見えます。
その光景は圧巻です。
日本って美しい国なんだなぁ、と実感できます。
それも繊細なだけの美ではなく、力強く圧倒的です。

しかしながら外国と違うのはそのスケール感の大きさとは裏腹に
風景の中に細やかさが同居しているという感じでしょうか。
日本的な風景美を見た気がします。

その国で暮らす種族と、自然の性質が似通っているのはなんとも不思議です。
ひょっとしたら自然のあり方が、種族の性質を構築したのかもしれませんね。


最終日、信玄モチを本店で買って、ソバの名店「翁」で昼飯です。
まず写真を撮ってから、と思いましたが、また箸を割ってから気が付きました。
右隅に割られた箸が見えたりします・・・。
しかしながら、なんでこうなの・・・。

うまかったですね。
小淵沢周辺はどこもソバがうまかったです。
水が良いからですかね。
久しぶりにソバっていいなぁ、と思いました。


クリエィティブディレクターのDさん。
さっそくソバをすすります。
Dさんのかすかな記憶をたどり、迷いながらもたどり着いた甲斐がありました。

翁の外観です。
森の中にひっそりと佇みます。
ちょっとした料亭みたいですね。


帰京後、あいかわらず、撮影が続き、ぜんぜん納品もできずに怒られ続けています・・・こらー。
さきほど何とか白州を除く、すべてをパッキングし終えました。
その封筒の束を抱え、明日は郵便局に・・・。
月曜日からは一週間、京都の山崎蒸留所です。

明日はハードディスクの再設置をしたり、月曜からの準備をしたり、
細々としたことに追われて、そのまま京都に向けて発つことになりそうです。

いつもの片道500kmのドライブですね。
まだ救われるところは蒸留所のそばに数年前、大山崎ICができたことです。
大阪の名神吹田で降りて、新御堂筋の渋滞にはまって・・ということを考えれば、ずいぶん気楽です。

帰京後はそれほど仕事が詰まっていませんが、白州や山崎の加工にずいぶんと時間がかかりそうです。
どれくらいのデータ容量になるか。
考えただけでこわいです・・・というか、考えるのはよしましょう・・・。

「力強く繊細」これは僕の写真のテーゼであります。
命題としてはおそらくこの先も変わらないでしょう。
でもモロ日本人的発想ですね・・・。

では京都に行ってきます。
また。






338 「近況」 11月9日

一週間も書いていませんでした。
まったくもってすいません・・。

ここのところの近況はといいますと毎日、撮影です。
それも午前の部、午後の部という掛け持ち状態もあったりします。

あまりバタバタなのはどうかと思うのですが、一冊を通しての撮りおろしだったり、
スケジュール調整をしてくれたりということもあるので、ありがたく受けさせて頂いています。
嬉しいことです。

が、夜、加工をし続けているので、目が見えなくなってきたのでした。
見るものすべてに紗がかかり、世はこんなにも美しかったのかと・・・とほほ。

来週からは数日、信州に出張で、帰ってきて都内で撮影した後、
翌週から一週間、京都です。
これまたかなりのボリュームです。

前回の京都はたしか12メガだか、それくらい撮影した気がします。
新しいカメラを買ったら、データサイズが倍になりますから、24メガ・・・。
そんなメモリー持ってないし・・・。

どんどんでかくなりますね。
いったいどこまででかくなるのか・・・。
どこに向かおうとしているのか・・・。

ここのところ、アートディレクターから「もっと大きなデータで撮っていませんか」・・と納品後、よく聞かれます。
つまり写真をかなり大きく扱いたいということです。
データが足りないということでして、最低A3で使うことが多いようです。

写真をそれだけ大きく扱ってくれることのありがたさと同時に、
僕の写真をそれだけ引き伸ばそうとすることへの度胸と、
ピント来てなかったら、しゃれならへんやん、というプレッシャーとか(まあ、プレッシャーはないか・・・すいませんYさん)
いろんな思いが交錯します(交錯もしてません・・こう書いたらかっこいいかなと・・)

昔は35ミリ原寸大ぐらいでしか、写真を扱ってくれなかったのに、
頑張れば変わるものですね。
カナブンがカブトムシのメスになれたような気分です。
頑張ればカナブンだってカブトムシになれるんだ・・メスだけど・・。
こんなオチでいいですか・・・(涙

そんなわけで日記を書くのが、また少し先になりそうです。
また楽しいネタを仕入れておきますね。

チャオ!









337  「未来の事務所」 11月2日

またしばらく書いていませんでした。
すいません。

とりあえず毎日、仕事はしていますが、
その労働量から思う以上に疲れるのはなぜでしょう。
たぶん寒くなって来たからでしょうね。
無駄なエネルギーを使っているのかもしれません。

今週、何をやったのかも思い出せません(ので、手帳でチェック・・・)。
ロケ、スタジオ撮影が数件ありましたね。

しかしながらいろんなスタジオがありますね。
ここはいいな、と思うところはなかなか予約がとりにくいです。
みんな、良いと思うところは一緒なんでしょうね。

都内でスタジオが持てたらベストですが、
自分の好きなスタジオの近くに、事務所を作る。
そのスタジオをまるでプライベートスタジオのように使う。
これもいいですよね。

まあ、歩いて行ける、とは言わなくても、
タクシーでワンメーターくらいだったら、結構、範囲は広がりそうです。
機材もカメラだけだし、その距離だったら、自転車もいいですね。

場所はどこでしょう。
表参道、原宿、青山、あたりでしょうか。
その辺だとみんなも来やすいですよね。
昼ご飯も選べますし、カフェもありますし、ブティックだってあります・・・。

こんな場所で、ひとり、事務所を持つというのはかなり大変なことですが、
気の合う人たちと数人でシェアするのは楽しいかもしれません。
カメラマンだけでなく、レタッチャーやデザイナーなど、分野が違っても面白そうですね。

近い未来に実現できたら、いいな、と思っています。
まだ先の話ですよ(汗


話は変わりますが、友人が中目黒にうどん屋さんをはじめました。
関西でも流行っている「かすうどん」。
うまいです。

場所は山手通りから駒沢通りを祐天寺方面へ。
5分ほどでしょうか。
スタジオフォボスの斜め手前になります。

目黒区上目黒2-21-4  03-6426-8866 昼から朝5時までやってます。

オープン当日はちょうど台風の日で大雨。
さぞかしお客さんの足も鈍かったのでは、と思いつつ夜に食べに行きましたが、
すでに500食完売・・・。
どうなってんの・・・。
翌日は1000食用意。

オーナーは次々に入ってくるお客さんに謝りながらも、
まかないをこっそり分けてくれました。
あーうまかった。

そんなわけですので、お近くにお越しの際はひとつ応援よろしくお願いいたします。
ではでは。


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