603 「功罪」 11月22日

ミシュランガイドの発表が初冬の風物詩になりそうですね。
ああ、年末がきたか、という感じです。

料理に点数をつける、ということに賛否両論はあると思いますが、
リストを見ると僕でさえ、かなりの数の店を訪れたことがわかりました。
もちろん撮影で・・・。
すべて撮影です・・・。

もし対象がカメラマンで、かつ自分に星がついてなかった日にゃ、
「何を見て評価しとんじゃー、おんどれー!」と、いや、失礼・・・。
「いったい僕の何をわかっているというんですか、あなたは」と、尋ねるでしょう。

それゆえ料理人の方々の一喜一憂も大変なものなのだろう、と想像できます。
そんなものに踊らされたくはないが、でも星がつけば嬉しい・・と。


知人がインターネットのニュースでミシュランガイドについて、このように語っています。

「三ツ星レストランは、現在世界中でたったの70軒。
 そのうちの9軒が、私たちが日常に生活している地域に存在しているということは、幸せなことだろう」

その立ち位置というか、視点の違いは新鮮で、とても心地良いものでした。
ああ、確かにそうだなぁと思えました。

その店に行く行かないは別にして、
僕たちはそんな豊かな文化を持っている街で暮らしているんだ、という誇りが
間違いなく芽生えかけているような気がします。


どんなものにも功罪はあります。
ダメな部分と良い部分。
テレビなどのメディアが、失言や不手際を執拗に責め立てるのを見るたび、嫌な気持ちになります。

ほんと、やり過ぎですよね。
誰かを責めることで、安心できるのでしょうか。
もしくはスッキリするのかもしれません。
人間の心理は複雑で残酷です。

できなかったことだけではなく、できたことに対しても目を向けるのが、フェアなのではないでしょうか。
ダメだダメだと否定することは簡単です。
短い時間でスクラップアンドビルドを繰り返しても、そこで育つものはなにもありません。

時代に逆行しようとも「良い部分を見つける努力」、
もしくは「見つけるための我慢」は必要なのかもしれません。

どんなに時代がスピードアップしても、
省略できない、あるいは省略してはいけないこと、がある気がします。


時代に余裕がないですよね。
こんな時だからこそ、ゆったりと構えていきたいものです。

ではまた。





 

 




 

602 「地名」 11月20日

「人々が通りや地名をよく口にする」
というのが東京に来て感じたことのひとつであります。

大阪の場合はどこにでも駅があるので、
場所の説明は駅名を言えば、ほぼ事足ります。
駅から5分も歩こうものなら「おい、隣の駅の方が近かったんちゃうんか」と
誰かが文句を言い始めます・・・・。

でも東京の場合は近くに駅がないこともあり、
「目黒川は超えるけど、山手通りまでは行かない」とか、
「池尻と下北と三茶の中間地点くらい。どこから歩いても20分くらいかなぁ・・・」(歩けるか・・)
「新宿御苑を抜けれたら近いんだけどなぁ」(できないことを言わないで欲しい・・)
と、場所の説明がかなりファジーであることが多いです。

そんな感じなので道の名称を使うことが普通ですね。
甲州街道、青梅街道、川越街道、中山道みたいなクラッシックな名前もあり、
それは最後までここに幕府があったせいなのか、それとも道路整備をしなかったのか、
そのあたりはよくわかりませんが、言葉の響きとしては悪くありません。
目にするだけで、どこに向かう道なのか、一目瞭然ですよね。

地図を見ていると「二合半坂」とか(ひとりでそんなに食べらんない・・)
「冬青木坂」とか(男カワダマサヒロ、歌います、歌い上げます。冬青木坂・・)
「二七通り」とか(足して10にならないんですけど・・)。

中目黒のあたりでは、けこぽ坂、なべころ坂、どぜむ坂みたいな名前があって、
もうほとんど早口言葉ですよね。

わが三茶は東急田園都市線ですが、それほど遠くないところに半蔵門という駅があります。
皇居の西側に面していますが、もともとは服部半蔵という人の屋敷がありました。
伊賀の忍者、服部半蔵です、ニンニン。

家康は戦国時代から、そういった忍びの者を使っていたのですよね。
情報を集める役割を服部半蔵は与えられていたのかもしれません。
アメリカのCIAのようなものなのでしょうか。
面白いですね。

それでは。
ニンニン。






601 「YOU TUBE」 11月12日

YOU TUBEがあることが当たり前の暮らしになりましたね。
バカげたものを探して大笑いするのが実は趣味だったりします。

こんな映像を見始めたのはかなり昔で、
当時YOU TUBEがあったのか、なかったのか。
とにかく一般的ではない時代でした。

知っている方も多いと思いますが、ラーメンズのURLです。
お笑い映像にハマったのはこの時からです。


おどん、うでん、おでん
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/3195/shinbashi.html

日本で役立つとっさのひとこと/フランス編
http://homepage1.nifty.com/boze/sakigake/flash/france.swf

同じくラーメンズの日本語教室アメリカンも面白いんですよね。
覚えるくらい見ています。

マキタスポーツの佐野元春のモノマネも最高です。
似ています・・・。
こんな歌も台詞もないんだけど、超言いそう・・なところが何か、受けるんだけど。
と、東京の女子高生風に語ってみましたが、まったく意味はありません・・。

でももっともぶっ飛んだのは、やはりサラリーマンネオのキャラクター「セクスィー部長」でしょう。
NHKこんなことしていいの・・とこちらが心配になるような、ぶっ飛びぶりです。
リアルタイムで見てきましたが、今も尚、番組は続いています。

「変な感じの係長」もいいですが、「柏木健作 挑戦の軌跡」みたいなマイナーものも良いんです。
でもYOU TUBEにアップされてないのですよね。

良かったら見て下さい。
また。








600 「HPの約束事」 11月10日

あーもう600回も書いているんですね。
よくこれだけ続いたものです・・というか、まだ続く予定ですが・・・。

僕がこのHPを立ち上げた時は、ブログが流行り出す少し前だったような気がします。
更新するのはブログの方がシンプルなのですが、HPの方がデザインに制約を受けません。

デザインが自由にできるということは、それだけ覚えなきゃいけないことがたくさんあるということですね。
で、当時はやる気満々だったので、そりゃHPだろう、とこのサイトを始めたわけでした。

結局、どちらがいいというのは人によって違うと思いますが、
複雑にしろ、自由にできる可能性がある、というのは性に合っているような気がします。

ウェッブプロデューサーである友人に言われたことは、
写真のすべてをアップロードし、世の中に公開した時点で終わるのではない、ということ。
結構、多くの方が公開して燃え尽きてしまうようです。
更新がないHPに何度もアクセスしてくれる人はいませんよね。

それゆえ「発信し続けるという気持ちを失わないように」と言われたのを
肝に命じてずっと続けてきました。

こんなHPでもたくさんの方が見てくれているようです。
名文があるわけでもなく、よっ、待ってましたと手を叩きたくなる、お得情報もありません。
にもかかわらず、本当にとてもありがたいことです。


書くにあたり、自分に課している約束事がいくつかあります。

まず人の悪口を書かない。
泣き言は言わない。
自慢しない(たまにはさせてね・・・)
必ず前を向いていること。
そして気持ちを偽らない。

と書いていたらキリがないですね。
ただなんとなくスタンスはわかっていただけると思います。
もしこれを逆に書いたら・・・。

人の悪口ばかり書く。
泣き言ばかり言う。
自慢ばっか。
常に後ろ向きばっか。
ウソばっかり言う・・。

あーものすごく滅入りそうですね(苦笑
そんなこともあり、語る内容くらいは前向きに書きたいものです。
何事も気分ですからね。


話は変わりますが、急に寒くなってきましたね。
本格的な冬に突入しそうです。
街を見渡すとクリスマスイルミネーションもちらほら。

ということは、そろそろ年末。
えーっ、マジっすか・・・。
あーあ。

ではまた。










599 「帰阪0811」 11月6日

丸の内ビルです。
あ、マルビルでした、大阪駅前の・・。

そういえば隣はヒルトンホテルですね。
アシスタントの頃に通い続けました。
懐かしいです(涙

でも大阪駅周辺はかなり様子が変わりましたね。
中学生くらいの頃は歩いていても、こわいと思うような場所がありましたが、
梅田に関して言えば、東京よりも東京らしいという気がします。
全国的に均一化されて来ているのでしょうね。

O島さんと第1ビルに30年くらいまえからある、古い喫茶店に行きました。
「で、あんたら何すんの」と店のおばさんが客に向かって、ため口をきく・・・という、
そのインパクトにぶっ飛びそうになりました・・・。
さすがです、とてもいい・・。

でもいつかこんな場所もなくなってしまうのだろう、と思うと寂しいですね。
どこに行っても同じような街。
ただそれは東京ですら同じなのかもしれません。
いいものだから残る、という世の中ではないですよね。
丁寧に作られ、長く愛されるというよりも、
短いスパンでスクラップ アンド ビルドを繰り返す。
そこに愛を持つ、というのはどだい無理なことです。

経済というのはそんなものなのでしょう。
それでいいんだよ、という人もいれば、
それに寂しさを感じる人もいるでしょう。
別に優劣っていうわけではなくて、そのあたりは考え方の違いなのでしょうね。

まあどちらにせよ、楽しめるうちにたくさん行きましょう・・・。



今回は友人のお墓参りでの帰阪でした。
滞在は20時間でしたが、でも友人たちと楽しい時を過ごせました。
あれから3年経ったのか、と思うと感慨深いですね。
とりあえず僕は諦めずに頑張れているようです。


昼過ぎの新幹線に乗り、東京へ。
駅構内は早歩きの人々であふれかえっています。
ものすごいエネルギーですね。

それぞれの人が、それぞれの目的を持ち、それぞれの場所に向かうわけです。
泣いたり笑ったり、切れたり繋がったり、
誰かが放り出したものを、違う誰かが受け止めたり、
腹が立って小石を蹴飛ばし、ふと空を見上げたら、きれいな三日月が輝き始めていたり。
ああ、生きてるんだなぁ、と思ったりします。

さあ、またやりますか。