627 「ブランドブック完成(涙)」 3月29日

とうとうサントリー山崎のブランドブックが完成しました。
約60ページです。

初回は3000部しか刷っていませんので、
いったいどこに配られるのでしょうか・・・。

表2の部分です。
西陽で逆光になる新しい看板。

新しい看板に変わるのを待ち続けた日々でした・・。



樽を転がす方の写真。
樽が割れ、ウイスキーが漏れるのを木のクサビで
トントン直すのでした・・・。
気の遠くなる作業です。



山崎蒸留所遠景。
2008年4月、日記553のシーンで撮った写真です。
最後の最後ですね。
感慨深いです。



製造工程。
もちろんすべての工程を撮りました。



ウイスキー貯蔵庫です。
夏でもヒンヤリとしています。
扉の向こうは山崎の森です。

こんな印刷物にしては珍しく、
「撮影 川田雅宏」と名前を入れてくれました。

とりあえず一昨年の夏から撮影したものが出来上がりましたが、
でもまだ白州のブランドブックがあるのですよね。

白州はまたぜんぜんイメージが違うので、
仕上がりが楽しみです。
たぶんかなり先になると思いますが・・・。
が、ひとつ仕上がってホッとしました。

ではまた。









 

626 「レンズテストと姿勢」 3月24日 

ロケ用に新しいコンパクトなズームレンズを仕入れ、
普段仕事で使っている大きくて面倒なレンズとどれほど違うのか、テストシュート。

しかし全然違うのでした・・・。
普段、使っているのはさすがにデカくて面倒なだけあります。
むやみに高価で、筋トレウェイト並みであることもいた仕方ありません・・・。

絞る事と現像ソフトである程度の収差は抑えることができます。
が、シャドーの階調(黒ツブレしない)とシャドーに回り込んでくるフレアは、
やはり良いレンズでないと解決しないのでしょうね。

階調があり、収差が少なく、白と黒が混ざる事なく、輪郭がはっきりしている、
などなど、良いレンズであることの基本性能をあらためて知りました。

が、当然、コンパクトな高倍率ズームでしか、対処できない旅のような現場もあるでしょうし、
優先順位としては、『画質が劣ってもタイミングを失わないこと』という選択ももちろんあるでしょう。

それでも余裕があれば、むやみにデカくて面倒なレンズを持ち出せばいいわけだし・・・。



さて話はとても変わりますが、昨日、ネットの佐賀新聞に目を通していたところ、
ある保育園の卒園式で、「保護者は撮影しない」という記事がありました。

僕の想像で書かせてもらいますが、撮影に夢中になって
式典の持つ、厳粛な雰囲気を損ねてしまったのだろうと思います。

気持ちを大胆にさせるとか、写真を撮ってるんだから許してもらえそうとか、
撮る人独特の不思議な心理があるのはよくわかります。

あるお母さんの言葉。

「撮影に必死になり、全体の姿を見逃したり、拍手ができなかった運動会などもあった。
感動的な式をしっかり自分の目におさめられてよかった」

それはいつも僕自身、迷うところです。
写真を撮った方がいいのか、それとも見続けた方がいいのか。

いい瞬間が撮れたということは同時に、自分の目で見るいい瞬間を見逃し続けたということでもあります。

写真に収めてしまった光景の方が心の定着が希薄で、
逆に自分の目で見続けた記憶の方がはるかに強く心に焼き付いているような気がします。
それは風景だけでなく、人の表情やちょっとした仕草であったりもします。

撮ること、それとも心に焼き付けること。
そんな天秤がつねに自分の心の中にあります。

あわただしい世の中だからこそ、腰を据えてしっかりと見る。
そんな姿勢というか、想いは大事なのだろうなぁと思ったりします。











625 「ヘッドホン オワリ」 3月16日

世の中が複雑になってきたのか、それとも自分がボケてきたのか。

電話しなきゃ、と握りしめたものが、卓上のコンパクトデジカメだったり・・・。
おまけにそれがカメラである、と理解するのに3秒ほどかかる。
なぜ数字のボタンがないんだ、と。
ON/OFFって何だ・・・。

パソコンにセットされていた音楽CDに、データを落としそうになったり・・・。
いくら落としても入らない。
なんだ、パソコン、壊れてんのか・・と。

いやはや、花粉症の季節はこわいですね。

走る時に使っているヘッドホンが突然、断線してしまいました(涙
左しか聴こえず、左に左に走ってしまいます。

使いやすくて気に入っていたのですが、
モノラルで使う訳にもいかず、リタイヤとあいなりました・・・。



こんな風にキーホルダーにもなります。
普段は栓抜きにもなる優れもの。

「もしもの時は栓抜きとしての使用も可」
もしもっていつだ・・・。

ipodキーホルダーと栓抜き・・。
外国人の考えることはよくわかりません・・・。



有線になってしまうのですが、こんなものもあります。
二の腕に着けるので、ただ走る分にはいいのですが、
筋トレ時の締め付けは、血圧計測時並みなので、腕が怠くなってしまうのでした。

別のヘッドホンですが、ワイヤー巻き取り式なので、使いやすいです。
アーム部分にシャッフルを取り付ける、という荒業も可。
恥ずかしくなければですけど・・・。

歩くぐらいだったら、Vネックの襟元に付けたりもできますね。


新しいシャッフルが出たので、また一体型のヘッドホンが開発されるでしょうけど、
blue toothを使った無線にとても関心があります。

まあ、結局のところ、一体型に落ち着くのでしょうけれど・・・。
しばらくは腕に巻いて、走ります。

ではまた。

 



 

 

624 「現像ソフトとマイノリティ」 3月15日

来月、長期ロケに出かけることもあり、
必要な機材などを少しずつ買い足しています。

いくら買っても終わらない投資でしたが、
カメラに関していえば、もうこれ以上、高画素、高機能になってもしょうがない、
というところまで遂にやってきたのか、という感じですね。

2000万画素あれば、A3でも周辺をトリミングできますからね。
周辺が甘いレンズや、広角の歪みなんかも、気にならなくなります。


昔は高いレンズを使わなきゃ、どうしようもない焦点距離のレンズがありました。
標準の50ミリ前後のレンズは悪いものが少なかったですが、
それ以外はディストーション(歪み)や収差(色ズレ)、周辺光量不足とか、
あまりのひどさに笑ってしまうレンズもあったりしました・・・。

でも今って現像ソフトで直せちゃうんですよね。
もちろん手間はかかりますが、現場だと避けようもないこともある訳で、
そんな時はホント現像ソフトサマサマ。
あなたに出会えて良かった・・という感じです。

ただキャノンは高感度のノイズが多いんですよね。
まあかっこいいから、許すけど・・・。


その現像ソフトの最新デラックス版が発売されるも、
ウィンドウズのみでマックはぜんぜん発売される気配なし。

インテルになってから動画も見れないものが多く、
マックが世の流れから淘汰されつつあるような寂しさ・・・。

まあかっこいいから、許すんだけどね・・・。

たいていのことは雰囲気ですからね・・・。
かっこ良くいきましょう。

ではまた。








 

623 「ポータブルHD」 3月8日

いかに楽して旅をするかを日夜、考え続けている
男カワダマサヒロでございます。

写真はウエスタンデジタルのHDです。
250ギガのfirewire400接続なので、超快適。
速いっす・・・。

電源要らずのバスパワードなので、ロケ先でもスーイスイ。
小さな手帳ほどのサイズです。

奥に見えているのは、CFのfirewire readerですね。
どれだけ速くなるんだ、とワクワクして買いましたが、なんというか、
1時間かかっていた転送時間が、45分に短縮!だったら、おおっ!15分も短縮!
という驚きもありそうですが、実際は1分が45秒になったところで、
特別、何か僕の人生において変化があるわけでもないのですよね・・・。

ウォー得したぜ!という感動もなく、コストパフォーマンスは極めて低いです。
アルミでカッコいいのですけど。

で、最もイージーでハンディーなセットがこれでしょう。
軽いし、小さいし、ホント快適です。

PCを持っていけない環境では、たぶん最高の組み合わせです。
ストレージは160ギガなので、たぶん一度のロケで、
これ以上、撮ることもないでしょう・・・。



ただ拡張性がないのですよね。
テレビがみれるわけでもなく、ネットができるわけでもなく、
でも値段はネットパソコン並みという、難しいところです。

それだったらメディアをたくさん買うとか、ipodに落としてみるとか、
もっと楽しい選択肢がほかにあるんじゃないかなぁ、という気がします。

ではまた。




 

622 「写真レタッチ専門書」 3月2日 


仕事をした印刷物がどんどん部屋の片隅に積み上げられ、
さすがに狭くなってきたので、整理しました。

それを入れるスペースが本棚にもないので、
要らないものを簡単に選び出し、処分しました。

するとワンサカ出てくるのですよね。
ほとんど手がつけられていない、マニュアル本が・・・。

ーフォトショップDTPレッスン帳
ークリエーターの印刷ガイドブック
ーカラーマネージメント ルールブック
ー実践デジタル写真術
ープロの撮り方 デジタルカメラ
ーRAW現像の疑問に答える!

まあ、とりあえずこれくらいにしておきましょう・・・(汗

この手の本って、高いんですよね。
そりゃ専門書ですからね。

例えば桜の写真を撮っている、カメラオジサンが「クリエーターのための印刷ガイドブック」を
読むかって言えば、読まないですよね・・・。
たぶんカラーマネージメント ルールブックも読まないでしょう・・・。

「今年の桜、印刷で色出ねぇばい、こりゃ・・・」
なんてオジサンが言っているのも、聞いたことはありません。

オジサンA「彩度を上げると桜の花が色飽和しちゃうけんのう」
オジサンB「CMYKに分解してのう、レッド系でシアン、マゼンタを足せば諧調の範囲内に収まるじゃろ」
オジサンA「そりゃ名案じゃ」
オジサンB「フォフォフォ」

そんなオジサンいないですよね。
まあいてもいいのですが、質問されたくないです・・・。

この手の本はいくらでもあるので、買う時はものすごく集中して吟味した記憶があります。
今、パラパラと見るだけで、とても良いことが書かれてあるのがわかります。
でも買うだけでホッとしているのですよね・・・。

すべての情報が自分に役立つ訳ではありませんからね。
なるほど、と思えることが10個ほどあれば、買う価値ありと自分では思っています。
この手の情報って立ち読みでは覚えられないのですよね。

そんなわけでして、この本たちを再読しようと思っているのです。
たぶんこれらを熟知できたら、世界で5本の指に入るデジタル王になれるのではないでしょうか。
が、見開きのレタッチを試すのに半日くらいかかってしまうこともあります・・・。
それくらい読むのが進まない種類の本なのですよね。

とりあえずいちばん仕上がりに反映される、現像ソフトのガイドを熟読しようかと。
何度も読んでいるのに、これは忘れていたとか、こうすりゃ楽だったのにとか、
気づくことがたくさんあります。

ただすべてを数値化しようという気はサラサラなくて、どれくらいがベストなのか、
ということを色調整したモニターで感覚的に捉えることが必要なのでしょうね。

ただいちばん大事なのは、当たり前過ぎますが写真なのでしょう。
強い写真は、ノイズとか、諧調とか、カラーバランスとか、
そんなものなんてどうでもよくなるほどの説得力がありますよね。

何がいちばん大切なのか、というプライオリティはとても大事です。
例えばある現場で、

暗すぎて感度を上げないと写らない。
でも上げるとシャドーのノイズが・・・。
ストロボを焚いて、シャドー部を明るくするか・・・。
でもストロボで生っぽくはしたくない。
よし、定常光を生かして、スローシンクロ・・。
だと、手振れするので短めのレンズ・・・。

なんてことを一瞬で判断してるのですから、一気に汗が吹き出ます・・・。
後は家に帰って、現像ソフトに託すのでした。
あーあ・・・。

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