643  「ブック0906」 6月25日

ブックを見せる機会があったのと、貯まった写真もあり、
新しく作り直しました。
とりあえず最近のアフリカまで入っております。

でもブックって定期的に作り直さないと、飽きちゃうんですよね。
自分が飽きているものを誰かに見せるのも失礼・・というか、
それを見せて、誰かを説得する気にはなれませんよね・・・きっと。

サイズは6つ切りですから、片面A4ほどでしょうか。
昔は見開きA2くらいのブックでしたが、離れて見るわけでもなく、
基本、手で持つものですので、このサイズで十分かと・・・。

もちろん大きい方がいいものや、小さくても十分に伝わるものもあると思います。
まあ簡単に言えば、無難なサイズですね・・・これが。

印刷物ではなく、プリントだったら大きいのもありでしょうか。
大きさの説得力は確かにありますよね。


急に杉本博司の波の写真を思い出しました。
壁に貼ってありましたが、あれは写真というよりは、窓だ、と思った記憶があります。

ただ見ているだけで、フラッシュバックさせたり、トリップさせたり、
そんな作用があるものって面白いですよね。

ではまた。




カバとっと

 

 

 

 

642 「会員証」 6月19日

マイレージカードを作りました。
まだ持ってなかったんか・・・という感じですよね。

持っていたのはツタヤとヨドバシだけでした。
ツタヤは会員証ないと貸してもらえませんしね。
いや、オレ、そういうの嫌いなんで・・・といったところで貸してもらえないだけだし。

ヨドバシはさすがに買い物の額がでかいだけに、貯まる金額も違います。
ポイントでカメラが買えたりしますからね。
これは持っとかないと・・。

マイレージカードも特に興味がなかったんですけど、
「ビジネスにアップグレードという使い方もあるんですよ」というのを耳にして、
あの地獄のようなエコノミーから抜け出せるなんて夢のよう・・と
今回、ANA、JAL両方作っちゃいました。

でもこういうの作ると行かなくなったりするんですよね・・。
とほほ・・・。


しかしながらこの旅客機って、あまり内装の変化がない乗り物ですよね。

ハードは油圧から電子制御に変わったりしているのかもしれませんが、
個室になるわけでもなく、相変わらず狭い場所に押し込められています。

カプセルホテルみたいになれば、ずいぶんとリラックスできるのに。
風呂があって、サウナのガマン大会があって、浴衣で機内を歩き回ったり・・・。

なんだか楽しいなぁ・・。

ではまた。


 

 

 

 

 

641 「片岡義男 アメリカ」 6月16日

片岡義男氏がささやかなマイブームです。

アメリカに行く前によく読んでいました。
というか、読んだからアメリカに行った、と言う方が正しいですね。

ちょっと前に読み返して、面白さを再確認しました。
最近のものは分かりませんが、初期の作品は面白いですね。
ハードボイルドです。

たまに時間を見つけては書棚をゴソゴソ探して、読み返しています。

で、今回の本は「コーヒーもう一杯」です。
買った年度を確認すると昭和時代。
僕が高校生の頃のようで、かなり黄色く変色しています。

アメリカ周辺のことが書かれたショートエッセイ集です。
ナショナルジオグラフィックやステーションワゴンなんて言葉が、
当時の僕にはとても新鮮でした。

国民的地形って何だ・・・。
駅とクルマに何の関係があるのだと・・・。
いや、マジで。

今でこそ誰でも知ってる言葉ですけどね。
アメリカのガレージセールでナショジオがどっさり売っているのを見て、感動したものです。
おおー、ホンモノ初めて見た、と。

僕が免許取ったのは、ステーションワゴンでした。
車体長6メートル・・・。
料金10ドル。
いい時代でした。

ホノルルブックストアとか、アラモアナセンターとか、
ノースショアとか、ハーシーズのチョコとか、オールズモビルとか、
そんなことにずいぶんと憧れたものでした。

Jack in the box とか、バーガーキングとか、タコベルとか、
ミニッツメイド(アメリカのは濃くて美味いんですよ)、
ジェネラルストアとか、もう誰でも知ってますよね。


アメリカ文化が日本に浸透したのは悪くないと思うですが、
何かしら輝きを失った気がするのはなぜなのでしょう。

海外旅行が特別でなくなった。
自分が歳をとった。
他にも魅力的なものがあった。
嗜好が変わった。

そのどれかかも知れないし、そのすべてかも知れません。

ただ本を読み返していて、ふと思い出したことは、
その当時、自分が持っていたエネルギーの強さです。

ただそのエネルギーが、どこかに向かっていたわけではないのですよね。
何かを結実させようとか、そんな思いはまったく無くて、気持ちの赴くまま行動していたようです。
衝動とか、感覚で過ごしていた時代でした。
ものすごく簡単にいえば、バカだったということですね・・・。

でもその当時、自分が抱えていた憧れ感や、
無邪気なバカさ加減を懐かしく思います。

思考、行動、そのほとんどがロクでもないものだし、
その感受性を違うカタチに置き換える術(例えば今なら写真)なんて、まったくありませんでしたが、
でも確かにそこにはピュアのものが存在していたと思うのです。
間違いなく、今以上に。

パワフルだけど、センシティブでもろい。
ティーンネイジャー特有のアンバランスな時代に
僕はこの人の言葉を自分に擦り込み続けたんだなぁ、と読み返して思っています。

 

今日の格言 『人生は、ケチな心配事ばかりしているのには短すぎる』 C・キングスリー/誰・・・?



 

 

 

 

640 「ウインドウズ in Mac 」 6月14日

マックブックにウインドウズのソフトを入れました。

「ハードディスクを初期化しますか」なんてコワい言葉が普通に出てくるし。
おいおい、大事な仕事のソフトがたくさん入ってんだから、と思いつつも、
そこを通り過ぎないと先に進めない。

もうここまで来たら行くしかない・・・。
男カワダマサヒロ、腹をくくります。
もうぐったりです。

ソフトを何度も拒絶され、認識できなかったり、
やっと入ったと思ったらネットが通じず・・・。
ソフトの認証が出来ないじゃん・・・。

プロバイダーに電話をかけ、知恵袋で調べまくり、何とか解決・・・(ホッ
無線LANで使えるよう設定し、気がつけば半日が経っていました。
あーあ。

なんでウインドウズを入れたかというと、
マックのOSだと使えないソフトが多かったからなのです。

開けなかったり、再生できなかったり、
かといって、わざわざウインドウズを買うほどでもない・・という。

マックを知らない人は少なくなりつつも、実際使っている人はどれほどなのでしょうね。
噂によると2、3%らしいですから、学校でいうと1クラスに1人くらいですか・・・。

ほとんどいてもいなくても、どちらでもいい数字ですね。
かわいそうなマック・・・。

といっても、特に熱烈なマックファンというわけでもなく(好きですが)
が今日、久しぶりにウインドウズを触って、ああ、マックって楽しいな、とあらためて思いました。

感覚的に処理できるマックに対し、
ウインドウズは文字を読んで、どう対処するかを決めなくてはいけません。
おそらく使っている脳の場所が違うのでしょうか。


せっかくソフトが入ったのに、ウインドウズの使い方がまったく分かりません。
電源をやっこさ切ることが出来ました・・・。

使いたかったソフトをダウンロードしたものの、使い方がわかりません。
もうやる気を失いつつあります・・・。


早くも戦意喪失の男カワダマサヒロ。
感覚的な処理ができない、ウインドウズ的思考にめっぽう弱いのでした・・・。

ではまた。

とほほ。

 

今日の格言 『乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ』 ツルゲーネフ






 

639 「機材/ライト」 6月7日

久しぶりに機材の話です。
また光です。



透過光型のアンブレラです。

いちばん上はジャンボ、直径1、5mですから、ちょっとビックリの大きさです。
人を柔らかい光で撮る時に使います。
広い場所で使わないと身動きがとれなくなる大きさです・・・。

2番目はいわゆる普通の傘ぐらいですね。
メインライトが別にあって、サブでシャドーを起こす、とか
でもちょっとした撮影でしたら、ほぼメインで使えそうですね。

3番目は60センチで飛行機内持ち込みジャストサイズ。

いちばん下はご存知、中国で150円で買ったカサ。
こいつは使えます・・・。
もっと買っときゃ良かった・・・。


アンブレラは一般的に大きいほど、光が柔らかく、
小さくなるにつれて、シャープになります。

シャープというのは影が出る、ということです。
ものすごく簡単に言いますと・・・。
「カタイ光」と僕たちは言ったりします。

女性なんかは影が強くない方がいいし、
肌もキレイに見えるので、大きめのアンブレラを使うことが多いです。

でも壁が白いとやはりバウンスで回す方がキレイです。



少しスポット的に光を絞れるのがバンクです。
アンブレと違って骨組みが見えないので、
被写体に写り込みを入れたい時などに使われます。

ただ光ムラがあるのと光質がカタイので
これでキレイに撮るのはかなり難しいです。
光の周辺を使えば多少、柔らかい光になります。

でも最近は複写くらいにしか使いません。
天井に漏れる光をカットできるので、2灯を両側から挟み込めば完璧です。
黒光沢の複写もバッチリです。



コッソリと中を覗いてみましょう。
ストロボの光がそのままディフューザーに当たります。
そりゃムラになりますよね。

メリハリは出るので、ぱっと見、良い写真に見える時があります。
ただハイライトに露出を合わせるとシャドーのディティールは無くなり、
シャドーに合わせるとハイライトは飛ぶことが多いです。

フィルムのように露出に粘りがあれば良かったのですが、
デジタルには合わない光質だと思います。

だから昔はまだ使いやすいと思ったんでしょうね。

で、買ったのがウェーハーです。
光の質は最高です。
普通に当ててもものすごくキレイ。
ちょっと手品っぽいです。

ただ組み立てにやたら時間がかかります。
おまけに手から血が出そうな痛さなので、
革の手袋をして組み立てます。



内部は白と銀。
アメリカンヒーローのコスチュームのようでカッコいいです。



内部にインナーバッフルという特殊なディフューザーを2枚装着。



かすかにホットスポットがありますが、
いちばん外側のディフューザーをつけることで、
光ムラがほぼ完璧に無くなります。



僕はこのグリッドを付けます。
スポットです。

スポットは光がカタイ、コントラストは最悪、といいイメージはなかったですが
このバンクを使ってその認識が変わりました。
ちょーイケんじゃんか、と。

ただ光を回すように、何となく当てることができないので、
どうしたいのか、ということをイメージする必要はあると思います。

この距離なら普通、光は回りますが
グリッドだと指先に光は当たりません。

光を回せばそれなりにキレイに見えるし、今っぽいですが、
誰が撮っても同じに見えてしまう、という気がしています。

もっと光には個性があっていいと思うんですよね。
それと強さというか、生命力というか、そういうものは感じられた方がいいと思います。

光はもっと自由なはずなのに、何を見ても似通ってる、というのは
つまらないですよね。

もちろん現場で被写体を見て、ライティングに挑戦する、という大変さは痛いほど分かります。
汗が滝のように流れて、心拍数が上がりますよね。
とりあえず普通に撮ってたら、文句は言われないわけだし。

でももっと面白いものが出来るかもしれない、という可能性があるんだったら、
僕はやってみるべきだと思います。
じゃないとこの先、何も変わらない訳ですしね。

ではまた。



今日の格言 『プレッシャーを避けて通ろうなんて、本当に馬鹿げてるなあと思いますよね』 イチロー

 

 

 

 

 

 

639 「格言」 6月2日

「人生は自分がいちばん得意なもの、好きなもので勝負しろ」
20年ほど前、恩師にいわれた言葉であります。

当時、僕はまだ学生で通訳だか翻訳だかになりたくて、英語の勉強をしていたものの、
まわりには外国語が話せる帰国子女が、普通にいる環境。

その力量差を思い知りながら、この連中と渡り合っていかなきゃならない、
そう考えると、何だかなぁ・・・と憂鬱でもありました。

好きなことをして生きて行こう、と決めたのは
そんな恩師の言葉によるものです。

得意なもの、好きなもの。
ほぼ同意語だと思います。
好きだから熱中できるし、たぶん上手くなれる。


近頃、いろんな人と話をしていても、
ちょっと気持ちが重たくなるような話題が多いです。

でも結局のところ、迷っちゃいけない。
そう思います。

こんな時代だからこそ、自分ができることを最大限、
丁寧にやっていくしかないと思うのです。

ほかの生き方を模索するのでなく、自分がやってきたことを信じてみる。
大変な時こそ、そうすべきだと僕は考えています。

なかなか難しいですけどね(笑

ではまた。




今日の格言  『人の一生は曲がり角だらけだ』 山本周五郎さん



追伸 友人の男の子が中南米の旅に出ます。
   ブログが面白そうなので興味のある方はぜひ。

   http://go-gogogogo.blogspot.com/



 

638 「ツタヤ三軒茶屋店」 6月1日

三茶のツタヤではかなりの映画を借りた、と自負しているものの、
それでも「そろそろ終わりが見えて来た・・」という手応えはサッパリありません。

三茶、渋谷、新宿のツタヤの規模は世界最大級だそうで、
かつて三茶店は世界最高の売り上げを誇っていたそう。

噂によると蔵DVDは10万本以上・・。
毎日1本見続けても300年弱。
300年のあいだにまた新しい映画はできるでしょうし・・・。

人が一生かけても見られない映画があの空間にあるわけで、
それってちょっとした小宇宙ですよね。

それゆえ何を手にするかなんて、出逢いでしかありません。
ふと目にとまった、とか
その映画がオレを呼んでいた、とか
床に生えていたDVDにつまづいて、コケた、とか
まあ、そんな感じですよね。


評判通り面白かったもの、
評判ほどではなかったもの、
期待していなかったのに、感動したもの、
期待も感動もしなかったもの・・・。
いろいろあります。

ちょっとは面白くても、心に残るというものは極めて稀です。
それは本でも同じことでしょう。
多くの場合、時間とお金の浪費です。

でもその過程を経ないことには、手に入れられないものがあると思います。
人のリコメンドではなく、自分はどう感じたのか。

見て、読んで終わりではなく、
「見る前の自分」と「見た後の自分」に変化があったか。
それが大事です。

もし何か心に留まるものがあったなら、それは何らかの影響を受けたということになるのでしょう。
そういった意味の引っかかりがあればいいな、と僕はいつも考えています。

それは本だったり、映画だったり、旅だったり、人との出逢いだったり、と
その経験を経た後に、わずかでも自分の世界に広がりが感じられることが理想です。


もっと格好よくいえば、これまで見ていた風景が、違って見えるとか、
大嫌いだったものが好きになれたとか・・・。

今まで興味がなかったものに惹かれる。
新しい感受性の芽生えのようなものが、自分の中で生まれる。

自分が変わる化学作用のキッカケのようなものが、
おそらく僕らの身の回りにはたくさんあるのだろうと思います。

変わっていけるというのは、とても素敵なことです。
どんどん変わっていきましょう。

昨日、言ってたことと全然違うじゃん、と言われても、
気にせず、ぶっ飛ばしてやりましょう。

ではまた。
チャオ!


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