647 「イタリア 0907」 7月16日

イスタンブール経由でミラノに到着。
翌日に荷物を抱え、列車でパルマに向かいます。



ミラノ中央駅です。
おそらくスリだらけです・・・。

合い言葉は、「人を見たらスリと思え」。
スタッフの間にも疑心暗鬼が・・・。

編集者みたいだけど、オイラの財布を狙ってるのでは・・・。
カメラマンのフリをしてるけど、アタシのパスポートを売りとばす気なのでは・・・。

そんな感じです。



地獄のように過酷な電車移動を経て、無事にパルマへ。
日本の列車なんて天国のようです。

パトカーはアルファロメオ。
どけどけーおらおらー。

ヒョウの絵もついて、とても嬉し気です。
噛みつくぞー!



タクシーは税優遇されるためか、ハイブリッドが多かったです。
ホンダもありますが、トヨタをよく見かけました。

運転手が言いました。
「あんたたち日本人?このクルマ日本車だよね。誰が作ったの?」

いや・・誰が作ったかまではちょっと・・・。
日本人の人口もそこそこ多いので・・。



田舎ですよ。
走れど走れど田舎です。

イタリアは田舎が良かったですね。
緊張感がなさ過ぎて、ダメ人間になりそう・・・。

ドライバーはほとんど脇見・・・。
会話中の半分以上は前を見ていません。

1日目はランチャ。
2日目はメルセデス。
3日目はフォードです。

走っているクルマを見るかぎり、やはりクルマ好きな国民なんだなと思います。
それにほとんどがマニュアル車です。

持っているのはナビで、たしか2、3万円で買えると言ってました。
黒い板はアンテナのようです。
ワイヤレスなんですよね。

国際免許を持っていきましたが、自国民ですらナビに頼らなくては走れないのに、
仕事で外人が走るのはかなり無理がありそうです。

迷っても平気な、観光ならいいですよね。



4畳半に納まりそうなカワいいクルマです。
車体が小さいのでリアのエンブレムも大きく見えますね。

全体的に縮小されているので分かりにくいですが、
軽自動車のワゴンくらいの大きさです。



骨董市です。
駐車クルマはみんなこんな感じです。

ボンネットの毛布に寝そべりながら、お気に入りを探すことも出来ます。
ウソです・・・。



さて食べ物編です。
ここは生ハムの有名なパルマの街のレストランですね。



生ハムメロン。
こんな食べられるわけないじゃん・・・すき焼きでもすんのか。



と思ったら完食・・・。
これがまたうまい・・・。

生ハムメロンにハマりました。
ホテルで食べるオジサンの食べ物だと思っていましたが。

ブランデーグラスを回しながら、クラブで食べる・・・、
なんてイメージでしたが、いやはや、かなりいけます。



で、ここは、生ハムを手軽に「プロシュートバー」
メロンのパックも売っています。
当たり前にうまいです。

とにかく、いろんな種類の生ハムがあります。
パンに挟んだり、スティックに巻いたり。
反対側はソファーセットも。

ショッピングセンター内にあり、特に気取った店でもありません。
前を通りかかった人が「ああ、プロシュートでも食べていくか」という感じです。

たぶん日本でいうタイヤキみたいなものなんだろうなぁと思います。



パルミジャーノ レッジャーノでチーズ作りの撮影。
あの白丸餅みたいなやつですね。

で、ここはそのチーズをアレンジしたレストラン。
これはまたうまい・・・が、チョー太りそう・・・。



パスタに詰め物。
羊肉?のベーコン巻き?
チーズ18年、25年、30年だったような。
熟成度合いが違います。

いくら食べてもいいのですが、
チーズは食べるのにも限界がありますよね・・・。

これはどこかの市場のお惣菜ですね。
ズッキーニ、トマト、タマネギ、茄子、オリーブいろいろです。
オリーブは多すぎてわかりませんね。



ここで一息。
今回は移動が多く、着替えを少なくしたせいで、洗濯し続けました。
とにかく乾かさないと荷物がさらに重たくなるので、必死です。

ライト用スタンドに洗濯ものを掛け、エアコンの風を当てる。
自分のアタマの素晴らしさに呆れるばかりです・・・。



基本的にネット環境は悪くありませんでした。
これは30分券で表紙に書かれたIDとパスワードを打ち込めば、使えます。
1日2枚くれます。

あとはいくらでも自由に使えるところや、
鉄の箱を電源を挿すだけで使える・・という不思議な機械もあり。
もちろん金を払わねーと使わせねーぞーというところもありました。

あまりにバラバラすぎて、早くネット環境が簡単になれば嬉しいです。
毎回、やり方が違うのはさすがに疲れます・・・。
同じ国なのに・・・。

ここはパルマにあるクラテッロという高級生ハムを作っているところ。
レストランが併設されています。
田舎なのにみんなわざわざクルマでやってきます。

でもここで切りたてのクラテッロを食べたとき、僕ですら、あ、違うと分かりました。
こいつはウマい・・・。

すっかり食べてしまったせいで、写真が一枚もありません・・・。
あーあ。

テーブルに落ちる木漏れ日がキラキラしていて、
とても気持ちのいい場所でした。



えーと、たしかここはモデナだったような・・・。

バルサミコの製造場に行きました。
古いものは100年以上にもなるそうです。

貯蔵庫の中は揮発した酸でむせ返り、
涙を流し、ハナがむずむずでした。

80歳くらいのイタロというご主人が、
「リーマンショックのおかげで売れねえんだ」とぼやいておりました。


すべてにバルサミコをかけるんですよー。



ボローニャに移動です。
ボロネーゼの世界チャンピオン、アレッサンドラさんにパスタと
ソースを作ってもらいました。

案の定、写真はこれだけです。
このボロネーゼは今回の旅でいちばんウマかったかもしれません。
特に手打ちパスタのうまさはビックリです。
この食感は初めてだ、と。



街角で売っているトマト。
アレッサンドラさんがそれぞれの味の違いと
どのように使えばいいかを説明してくれます。

前菜、パスタ、デザートです。
とにかくどこに行ってもパスタが多いです。
200グラムはありますね。

アイスクリームも日本の3倍はあります。
これは「マンゴシャーベットに温かいベリーソースがけ」というものです。
いろんなベリーが入っていました。



ボローニャ最終日です。
適度な大きさで居心地の良い街でした。

ヒョウが降るような雷雨もあったのに、基本外で食べます。
このヨーロッパ人の外好きは大したものですね。

寒いとか、暑いとか、蚊がいるとか、気にならないんでしょうね・・・。



「母を訪ねて三千里」でマルコが買いに行かされていたブドウ酒。
子供の頃、それを一度飲んでみたいと思いつつ、
「えっ、あれってワインのことだったの・・・」と知ったのは30歳の頃・・・。

今回、新たな疑問が氷解。
物語の中で棚に陳列されていた生肉。
「そんなの臭っちまうよ」と思っていましたが、同じ光景を発見!
生ハムだったのでした・・・。

すごいなぁ、ホントにあったんだ・・・。



取材先でもらった高級チーズ、1キロだか2キロだか・・。
なんとかボローニャまでは運んだものの、翌日はまた地獄列車でミラノに移動。

スーツケースを持ち上げますが、肩が抜けそう・・・。
おまけに別にPCが入ったカメラバッグもあり。

せっかく頂いたので日本に持ち帰りたいところですが、
上記の理由もあり、ホテルのフロントのおばさんにあげたら、えらい喜ばれました・・。



写真はミラノですね。
特にピッツァが名物というわけでもないのですが、
今回全く食べてなかったので、パクパク。
直径は35センチです。

こんなものを10日も食べ続けたら、そりゃ太ります。
しかしながらこんなにウマい海外ロケは初めてですね。

イタリアの旅、面白かったです。

ではまた。


top