727 「印刷データ」 7月24日


最近になって、やっと印刷に適したデータを
作れるようになった気がします。

特に広告やタイアップなんかは、刷り上がったものを見て、
ホッと胸を撫で下ろすことも多いです。


今はほとんどの場合、サーバーで取引しますので、
色見本というものが要らなくなりました。

そもそも色見本をつけていても、その通りにならないことがほとんどだったので、
何のために添付してんのやら・・・と思っていましたが・・・。


色稿で手直しの指示を出しても、
本番でそれが反映されていない。
色稿を出す意味が分かりません・・・。

怒ったところで刷り上がった写真の色がきれいになる訳でもなく、
ため息をついて、諦めるよりほかにないわけです。


そこで僕は考え方を変えました。
誰が取り扱ってもキレイな写真になるデータを作ろうと。

誰かに依存していては何も解決しないと思いました。
昨日、印刷会社に入ったばかりのオペレーターがやっても、キレイに仕上がって来る。
そんなポイントというか、落としどころを探していました。


明暗や色の濃度など、経験値が多いので説明が難しく、
また表現方法に多少の制約はあります。

シャドーが多いものや、光量不足、もしくは繊細な描写のものは
かなり時間をかけてデータを作る必要があります。

微妙な領域をあまり作らない、というのが
キレイな刷り上がりを作るコツだと思います。


ただそれは特別なことではなく、基本だと思うんですよね。
昔のカメラマンなら、みんなキチンとやっていたことです。

モノクロームなら2号の用紙で
ハイライトからシャドーまでをしっかりと出す。

その階調の決め方にきっと迷いはなかったはずです。
何をどのように見せたいのか。

昔の方が厄介なことが多かったので、
そういう決め事はしっかりとあったと僕は感じています。



今はカメラの感度を上げるだけで、誰でも撮れます。
でも昔は自然光やストロボをコントロールして撮影しないと
見れるものは上がって来なかった、というか、写らなかったですよね。

適量のストロボ光を当てていないのにも関わらず、
色が出ないとか、シャドーにノイズ出てるとか、
そんなことは当然の話です。

時代がデジタルに変わろうとも、手間を惜しんでいては、
キレイな写真なんて撮れないのですよね。

あと何をしたいかをハッキリとさせる、という意思表示も
相手を迷わさないためには、大事なことなんだろうと考えています。

もちろん銀塩時代とはアプローチは違いますが、
どうすればキレイになるか、ということを探る行為は同じだと思います。


ああ、長くなってスイマセン。

さらっと書くつもりが・・・。





 

726 「photo 完成」 7月22日


写真、すべて完成しました。
もうホンマ疲れました・・・・。

終わったと思ったら、サイズ間違えてて
レタッチすべてをやり直し・・・。

それに気がついた時はキゼツしそうになりました。




キュイジーヌというシリーズで料理まわりの写真を集めてみました。

使いたい写真はたくさんあったのですが、トーンを整えるため、
結局はあるフレンチレストランで撮影させて頂いたものに絞りました。

ほぼ一日で撮ったものです。




基本的に、過去の自分の写真にはあまり執着がないのですが、
誰かに見せなきゃいけないものもあるので、撮りっぱなしという訳にもいきません。

ただこういう作業をしていると、強制的に自分の写真を眺めることになるわけで、
オレって、ここはまだマシだけど、ここはヘタだなぁ、と気がつくことも多いです。

それで反省・・という訳でもないのですが、
次回は気をつけようというか、さらにもう一歩踏み込んでみようと思ってみたり。


まあ何はともあれ、一応オワリました。
やれやれ。





 

725 「travel」 7月19日

長い間、書いていませんでしたね。
ちょっとあわただしい一週間でした。

写真のパートを更新しております。
一項目、完成しておりませんが、
「travel」という写真シリーズは見ることができます。

何か簡単なコピーを入れた方がいいかなぁ、と思ったりするのですが、
あまり書いてもクドいし、これはシンプルで行くか、と思ってみたり。
迷い中です・・・。

まだ変更があると思いますが、
とりあえず仮アップということで。

ではではー。


 

 

 

724 「美意識と感情」 7月9日


先日、取材中、小さな子を持つ音楽家の方に
子供をカメラマンにするにはどうすればいいでしょうか、と聞かれました。

カメラマンの方なら分かると思いますが、何とも答えにくい質問ですよね。
こうすれば絶対にカメラマンになれる、という方法もなければ、
逆にまったく畑違いの場所から、カメラマンになる人もいたりします。



僕は音楽をやっている人にたまに質問することがあります。
大人になって楽器を始めて、プロになれますかと。

まずほとんどの人が難しいと答えます。
みんなが口を揃えて言うので、おそらくそうなのでしょう。

それは音感なのか、指先のタッチなのかわかりませんが、
子供のころから磨いておかないとできない何かがあるのでしょうね。



写真の場合、僕の知るかぎり、そういったものはないと思いますし、
やる気さえあれば、何歳からだって始められるのではないのでしょうか。

なぜならいちばん大事なことは技術ではなく、
何の、どの瞬間が美しいか、ということに反応できる美意識だと思っているからです。

誰にでも受け入れられやすいポピューラーな美意識もあれば、
革新的、前衛的なアプローチもあります。

技術は周りの人の協力で何とでもなりますが、
何を良しとするか、という感覚だけは自分の中でしか育まれないものです。

でもそんな美意識は写真をしているから磨かれる、というよりも
その人の生きて来た過程を反映している、と考えた方が良さそうです。
もしくは先天的にそんな資質を持っている、かです。


チェンカイコーの「北京バイオリン」の中で
教師がとても演奏の上手な生徒へ感想を述べます。

「音は正確だが、ただそれだけだ。
 音楽に感情がないんだ。

 それでは人の心を打つことはできないんだよ。
 感情だけは誰にも与えられん。

 技術は与えられる。
 感情は自分のものだ」

そんな台詞があります。


写真が下手でもいい、とは思いません。
ただいちばん大事なことは「訴えかけるものがあるか」ということだと思います。

エモーショナルな表現に重きが置かれる。
そんな時代は間違いなく来ると僕は考えています。

ではまた。

 






 

723 「毒舌とタブー」 7月2日


それなりに長い間生きていると、いろんなところに触れてはいけないもの、
タブーがあるのだということに気がつきます。

それに触れると後々ややこしいことになるかも・・・程度のものもあれば
もうこの業界でやっていけないだろう・・・ という地雷めいたものさえあります。

不可抗力で、そんな誰かの火の粉を被ってしまうこともありますが、
何かと腹が立つことが多いので、許されるかぎり関わりを持たないようにしています。

ややこしそうなところには近づかない。
おいしい話もない。

それは基本だと思います。



でもずっと関心を持って見ているのがマツコ・デラックス氏。
毒舌もかなりのものですが、物事の捉え方にいつも感心します。

もっとたくさんメディアに登場してもらいたいのですが、
発言が危険なせいか、衛星放送以外で見かけなくなりました。

以前、中村うさぎさんと一緒に出てた回はあまりの衝撃で、
これを放送していいのか・・・と心配になりました。

その回は見つからなかったので、違うものですが、
面白いのでどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=aTTLIyhGNvQ


今、参議院選挙の政見放送をよく見かけます。
ですが僕の中で「政見放送」といえば、やはりこれに尽きます。
もはや伝説と言っていいでしょう。

見ていない方はどうぞ。
内田裕也さんです!

http://www.youtube.com/watch?v=3BLp1IUEkik


あと「又吉イエス街頭演説」もすごいんですよね。
本気なのか、コメディアンなのか、よくわかりません・・・。

関心のある方は調べてみて下さい。
では!

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