927 「老眼と美意識」 5月29日


ちょっと前にレンズを買った。
100ミリマクロだ。



以前は90ミリのシフトを使っていたが
基本、手持ち撮影なのでマニュアルフォーカスは
ホンマに大変でした・・・。

中腰で重たいカメラを抱え、
前後に体を揺らしながら、
ピントが来た瞬間、ポチッと押す。

で、液晶で画像の確認をするが
老眼が入ってきたのか、よく見えん・・・。

近くを見るのが妙に疲れるのじゃ・・・。





それにシフトはレンズのコーティングが古いので
発色がかなり地味なのですよね。

味わいとしては特に悪くないのですが
途中でレンズ交換すると写真の色が変わってしまうのです。

昔のフィルムでいうエマルジョンのようなものです。





なのでマクロを買いました。
もう最高・・・。

押せばピントが合う(当たり前か)。
もう眉間にシワを寄せて、ピントを合わせなくても良いのだ。

発色もボケもきれい。
画質もものすごくシャープだ。

産毛のようなものまでハッキリと見えて
まるで画素数が上がったかのようにさえ感じる。





道具の進化はすごいんだなと思う反面、
当然、人によって美意識が違うわけで
埋められない隔たりのようなものが
より明確になった、とあらためて思う。

自分にとって、
何を美とするのか。

どれほど機材が進化しても、
結局のところはそこに尽きるのでしょうね。








 

 

926 「緊張と名刺」 5月17日


東京で暮らしていると、
特に仕事をしていると
緊張していることに気付く。

現場の駐車場に着くと車内で
力士のように両手で頬を叩き
「よし行くぜ!」と気合いを入れる。

これホントっす。




昔はもっと気軽だったと思うんですよね。

その理由はおそらく失敗を許さない雰囲気が
仕事にあるからだ、と僕は考えています。

もちろん誰にだって
ちょっとした失敗はあります。

だけどそれを許す寛容さや、余裕が
だんだん失われつつある、という感じがします。

まあ、言ってもどうしようもないことだし、
その環境でいかに自分らしく、リラックスできるかを
考えていくしかないんだろうなぁ、と思います。







新しい名刺が出来ました。

外国の人に渡す機会も多いので
裏面は日系人風。

MASH KAWADA。

ECCに行っていた
学生の頃からのアダ名です・・・。




外国人にマサヒロという発音は難しいらしく
「マ、マサ、マーサ・・・」
「マッシュでいいよ」というと
「Mash! Mash of mash potato? Haaaa」
と笑うか、もしくは腰を振って踊り出す。

どうやら英語圏で放送されている番組で
Mashというお笑いキャラクターがいたようで
そのイメージがクールかどうかはさておき、
一発で名前を覚えてくれるのは助かる。




この間、手に入れたイラストレーターを使って
初めて作った名刺で、とりあえず死にものぐるいで完成させた。

印刷会社にデータを送り、いつ名刺が来るかと
ほくそ笑んでいるとアウトライン化されていない、と
メールが送り返されてきた。

アウトライン化・・・。
なんじゃらほい。

ネットで検索し、命がけで
アウトライン化を完成させた。
たぶん・・・。

アンダーバーのようなものがなくなり
点々で文字がロックされるみたいな感じ。

意味は未だわからないままだ。




次はどんな不手際を指摘されるかと
思いつつ印刷会社にデータを送ったが
問題はなかったようで、名刺が送られてきた。

紫がかった赤で六本木のワインバーの
ショップカードのようでもある・・・。

でもちょっと色気があって
気に入ってるんですよね。






















 

 

 

925 「親戚 上京」 5月6日


とは言っても3月のことなのだが
いとこの結婚式に親戚がやって来た。

いとこは次女の娘で(うちの母は長女)
東京で音楽の仕事をしている。
(かなちゃんという。写真なくてごめん)




もう一人のいとこも東京にいて
一度三人でご飯を食べたが、
なんとも不思議な感じがした。

よく顔を合わせていたのは子供のころだし
親抜きで食事、という想像もしなかった状況だが
話はとても面白かった。




親兄弟を知っている子供のころの友人以上に
深くそれぞれの家族を知っているのだから。

どちらかというと兄弟に近いのだろう、と思う。



親類は東京で一泊し、翌日アテンドを仰せつかったワタクシは
いろいろ悩んだ挙げ句、みんなを浅草にお連れした。

天気の良い春の三連休。

浅草寺は相も変わらず、すごい人波で
はぐれたら二度と出逢うことはできないだろう、
そんなプレッシャーがワタクシを襲う。




総勢13名。

「みんなはぐれんとってや、
 お願いやで、会われへんようになるで!」

そんなワタクシの言葉に耳を傾けるものなど誰もなく、
自由自在に列からいなくなる我が親戚たち。

その都度、みんなを待たせ、もと来た道を戻って
親戚を探しにいくと能天気にタワシを買っていたりする・・・。

みんなを待たせた場所に戻ると
今度は違う誰かがいなくなっている・・・。



スカイツリーをバックに
はぐれなかった親戚の記念写真・・・。

添乗員ってホンマ大変やろう、
と実感した日ではありましたが
でも気心の知れた親戚たちとの時間は
思った以上に楽しかったのだ。



みんなはこの後,東京駅から帰途についた。



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